ウエストポイント(米国陸軍士官学校)はリーダー輩出機関として世界的に有名です

ウエストポイント(米国陸軍士官学校)はリーダー輩出機関として世界的に有名です

米国では東のハーバード、西のウエストポイントと呼ばれるように、この2校はリーダー輩出機関の双璧と言われています。そんなウエストポイント(米国陸軍士官学校)で学び、企業人としても経験豊富な著者が、ウエストポイント式リーダーシップを披露した本が『ウエストポイント式 仕事の法則とは』です。

この本の中では、成功を収めたリーダーは、次の8つの普遍法則を守っていると書かれています。今回の記事は8つの法則に焦点をあて、リーダーシップを考えてみたいと思います。

リーダーシップに関する8つの普遍法則

著者は戦争におけるリーダーシップを分析するために、200名以上のコンバット(戦闘員)・リーダー経験者を取材・調査しました。その結果、成功を収めたリーダーは、以下の8つの普遍法則を守っていたことが明らかになりました。

ビジネスの世界でもそのまま適用できる原理・原則論です。リーダー度チェックテストとして確認されると良いでしょう。

1.清廉潔白であること
これは、あらゆるリーダーシップの前提と言えます。清廉潔白を保つことができなければ、部下の完全な信頼は得られません。正々堂々と道の真ん中に立ってリードしていくことが求められるのです。秩序を守り、クリーンであることがリーダーの要件です。

2.仕事に精通すること
部下はリーダーが目の前の任務について、どれだけ精通しているかを知りたがるものです。その任務を確実に遂行できるリーダーこそ求められているのです。相応の専門能力や実務能力が無ければ、部下は信頼してついてこないものです。

3.見通しを知らせること
データを広範に集め、今後の見通しを立て、それを部下を共有化することで、部下のモチベーションも上がります。先が見えない状況は先行き不安なもの。事業目標を知り、それを部下にもわからせて初めて、組織を成功に導くことができるのです。

4.並外れた献身ぶりを発揮すること
リーダーは私利私欲ではなく、滅私利他の精神で事にあたることが求められます。リーダーが骨身を削って並外れた献身ぶりを発揮しなければ、部下は誰も本気になってついていこうとは思わないものです。何を言うかではなく、何を行うかです。

次ページでは、引き続き、法則の5から8を記します。