スキンケア/最新スキンケア理論

ホルモンと恋愛で、お肌がきれいに!?

「高級化粧品を使っても、肌荒れが治らない」。そんなあなたに足りていないものは、「セロトニン」とストレス発散かもしれません。ストレスは、お肌の大敵。ストレスで肌が荒れるメカニズムと、ストレス社会の中で、ストレスと戦うテクニックについて紹介します。

山下 真理子

執筆者:山下 真理子

ボディケアガイド

美肌の最大の敵って?

「え、 歳には見えない!」という女性が増えてきていますが、美意識が高い女性は、年齢を問わず増えてきているように思います。メディアには、美肌を作るためのありとあらゆる情報が氾濫していますし、ドラッグストアでも百貨店でもたくさんの「アンチエイジング」グッズが並んでいます。

けれども、美容にとって一番の敵は、何か知っていますか。

それは「ストレス」です。どんなに食事に気をつけていても、高級化粧品を使っていても、ストレスがかかっていたら、無駄になってしまいます。

あなたは、どんな風にストレスと付き合っていますか? ストレス発散の方法は人それぞれですが、今日は、肌荒れのメカニズムと共に、ストレスと戦うホルモンや、ストレスとの付き合い方についてお話ししていきたいと思います。
 

お肌が荒れる原因って?

喫煙や乱れた食生活が、活性酸素に…

喫煙や乱れた食生活が、活性酸素に……

化粧品にはお金をかけているし、スキンケアもちゃんとしている。それなのに、なんだか肌荒れが治らない……そんな経験はありませんか。

原因はさまざまですが、肌荒れの原因は、一言で言えば活性酸素です。活性酸素は、肌の細胞を老化させる作用があります。

活性酸素は、ありとあらゆることで発生する物質です。寝不足や喫煙、紫外線でも発生する他、実は、食事や呼吸でも少しずつ発生しているのです。活性酸素をゼロにすることは不可能なので、少しでも無力化することが美容には重要。ゆっくり寝ることや、分煙されていない店はできるだけ避ける、などでも随分変わります。

活性酸素を取り除くこと=抗酸化は、もちろんスキンケアも大切なのですが、毎日の食事がとっても重要。野菜や果物に含まれるビタミンやミネラル、そして、野菜に含まれる第七栄養素であるファイトケミカルは、強い抗酸化力があります。

食生活を自炊に切り替えただけで、ずいぶんと体調がよくなったり、お肌がきれいになったりという声を聞くのは、抗酸化力の強い野菜を、自炊のほうがより意識して食べやすいからです。外食産業で使用されている古い油なども、活性酸素の原因になってしまうからでもあります。

カッコよく仕事もこなすけど、やっぱりキレイではいたい。今や、働く女性すべてが、そう思っているのではないでしょうか。いわゆる「高級化粧品」を買い、休みの日はエステやフィットネスに通い……なんていうキャリアウーマン像ができつつある昨今ですが、どんなにお金をかけても、なかなかすっぴんには自信が持てない……という女性の声を、多く聞きます。

まだまだ男性社会の要素が強い日本では、男性と同等の仕事ぶりを求められたり、うまくいかないことがあったりで、どうしてもストレスを抱えがち。気を使っているのに肌荒れが治らない女性のキーワードは、「ストレス」です。
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