毎日のお助けレシピ/大石寿子のはずさないレシピ

簡単! フライヤーで焼く、大きなリングシュークリームレシピ

大きなリングシュークリームレシピをご紹介します。難しいイメージがあるシュークリームですが、ノンオイルフライヤーなら意外と簡単に作れます。ただし、オーブンとはちょっと違ったコツがありますので、レシピをよーく読んでお試しください。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

簡単! フライヤーで焼く、大きなリングシュークリームレシピ

所要時間:60分

カテゴリー:スイーツシュークリーム

コツをつかんで簡単! フライヤーで作る巨大なシュークリームレシピ

ノンオイルフライヤー(今回使用した機械はゼロフライヤー)で、見事なシュークリームが作れます。シュー生地をぷっくり膨らませてしぼませないコツをお教えしますので、レシピを3回ぐらいじっくり読み返して、コツをつかんだら、さあ、作ってみましょう!
 

リングシュークリームの材料(4~6人分)

シュー生地
120cc
無塩バター70g
薄力粉70g
軽く1つまみ
М3個弱~3個(3個溶きほぐして残す)
カスタードクリーム
牛乳300cc
卵黄3個
薄力粉10g
コーンスターチ10g (無ければ薄力粉で可)
砂糖90g
バター20g (省略可)
バニラエッセンス少々
ホイップクリーム
生クリーム200cc
砂糖30g
バニラエッセンス少々
仕上げ
いちご1パック
バナナ1本
粉砂糖少々
仕上げのフルーツはなくても美味しいのでご自由に。シュー生地の卵はLサイズなら2個と、足りない分をカスタードクリームを作った残りの卵白で補っても大丈夫ですし、牛乳で補っても膨らみます。

リングシュークリームの作り方・手順

ノンフライヤーでシュー皮を焼く

1鍋の中でバターを1cm角に切る

鍋にバターを入れ、ヘラで1cm角に切る。薄力粉をふるう。卵は溶きほぐしておく。フライヤーのバスケットの底に、丸く切ったオーブンペーパーを敷いておく。<br />
鍋にバターを入れ、ヘラで1cm角に切る。薄力粉をふるう。卵は溶きほぐしておく。フライヤーのバスケットの底に、丸く切ったオーブンペーパーを敷いておく。
バターはこのまま少し放置しておいて常温に近づける

2水と塩を入れて強火で溶かし、弱火にして粉を加えて混ぜる

(1)に水と塩を入れて強火にかけ、バターが溶けたら弱火にして粉を一気に加え、木ベラで手早く混ぜる。<br />
(1)に水と塩を入れて強火にかけ、バターが溶けたら弱火にして粉を一気に加え、木ベラで手早く混ぜる。
この時にバターが冷たすぎると、溶かすまで時間がかかり、水の蒸発が進んでしまう

31~1分半ほど炒める

1~1分半、木ベラで混ぜて火を通し、生地がまとまって、透き通った感じになれば火からおろす。<br />
1~1分半、木ベラで混ぜて火を通し、生地がまとまって、透き通った感じになれば火からおろす。

4溶き卵を少しずつ加えていく

溶き卵を少しずつ加えて行く。加えるたびに木ベラでよく混ぜる。生地がぽってりと、なめらかな味噌くらいの堅さになったら、卵液が残っていても加えるのを止める。<br />
溶き卵を少しずつ加えて行く。加えるたびに木ベラでよく混ぜる。生地がぽってりと、なめらかな味噌くらいの堅さになったら、卵液が残っていても加えるのを止める。
注:シュー生地の堅さですが、シュー生地のレシピにはよく「生地を木ベラですくい上げて落とした時、生地が逆三角形にスッと落ちるくらい」と書いてあると思いますが、フライヤーで焼く場合は、スッとではなく、ちょっとためらった感じで落ちるくらいの、心もち堅めが良いようです

5ジップロックに入れる

ポリ袋(ジップロック)の隅を小さく切り取って、内側から口金を差し込み、生地を入れる。フライヤーを200℃で5分予熱開始する。<br />
ポリ袋(ジップロック)の隅を小さく切り取って、内側から口金を差し込み、生地を入れる。フライヤーを200℃で5分予熱開始する。
口金を使わない場合は、生地を入れた後で穴を開ける

6ドーナツ状に丸く高く絞る

ドーナツ状に、丸く高く重ねて絞る。<br />
ドーナツ状に、丸く高く重ねて絞る。

7(コツ)スケッパーで生地を押す

スケッパーで、ポリ袋の上から生地を押しながら絞れば、最後まで綺麗に絞り切れる。<br />
スケッパーで、ポリ袋の上から生地を押しながら絞れば、最後まで綺麗に絞り切れる。

8絞り終わり

こんなふうに、生地がすっかり絞り切れる。<br />
こんなふうに、生地がすっかり絞り切れる。

9180℃で40分焼き、裏返して200℃で6~7分焼く

180℃で40分焼く(タイマーが30分しかないので、スイッチが切れたらすぐに10分回す)。40分後、バスケットを外して手早く裏返してすぐにセットし直し、200℃で6~7分焼く。<br />
180℃で40分焼く(タイマーが30分しかないので、スイッチが切れたらすぐに10分回す)。40分後、バスケットを外して手早く裏返してすぐにセットし直し、200℃で6~7分焼く。
40分間は絶対に開けないこと(外気温にふれるとしぼむため)

10焼き上がり

網の上に取り出す。<br />
網の上に取り出す。

仕上げ

11横半分に切る

シュー皮を横半分に切り、カスタードクリームを詰める。<br />
シュー皮を横半分に切り、カスタードクリームを詰める。
カスタードクリーム⇒下方にレシピを記載

12バナナをはさみ、ホイップクリームを絞る

薄く輪切りにしたバナナをのせ、ホイップクリームを絞る。<br />
薄く輪切りにしたバナナをのせ、ホイップクリームを絞る。
ホイップクリーム⇒生クリームに砂糖とバニラエッセンスを加えて泡立てる

13苺をのせ、ホイップクリームを絞り、皮を重ねる

半分に切った苺を並べ、ホイップクリームを絞り、シュー皮をかぶせる。<br />
半分に切った苺を並べ、ホイップクリームを絞り、シュー皮をかぶせる。

14穴に苺を入れる

穴の部分に苺を入れる。<br />
穴の部分に苺を入れる。
黒く見えるのは冷凍のブルーベリー

15粉砂糖をふりかける

上から粉砂糖をふりかける。<br />
上から粉砂糖をふりかける。

16応用:プレーンシュー

フルーツ無しの、カスタードクリームとホイップクリームだけでも、じゅうぶん美味。<br />
フルーツ無しの、カスタードクリームとホイップクリームだけでも、じゅうぶん美味。
こちらのシューは、口金なし(ジップロックの隅をカットしただけ)で絞って焼いたもの

カスタードクリームのレンジレシピ

17牛乳を沸かし、薄力粉とコーンスターチを混ぜて砂糖を混ぜる

牛乳はレンジで熱々に温める。大きめの耐熱容器に薄力粉とコーンスターチを入れ、泡だて器でグルグル混ぜる。次に砂糖を加えてグルグル混ぜる。<br />
牛乳はレンジで熱々に温める。大きめの耐熱容器に薄力粉とコーンスターチを入れ、泡だて器でグルグル混ぜる。次に砂糖を加えてグルグル混ぜる。

18卵黄を加えて混ぜる

卵黄を加えてグルグル混ぜる。<br />
卵黄を加えてグルグル混ぜる。

19牛乳を少しずつ加えて混ぜてレンジで加熱

温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、ラップなしで600Wのレンジで4分ほど加熱する。加熱途中で3~4回混ぜて、とろりと仕上げる。<br />
温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜ、ラップなしで600Wのレンジで4分ほど加熱する。加熱途中で3~4回混ぜて、とろりと仕上げる。

20バターとバニラエッセンスを混ぜる

バターとバニラエッセンスを加えて混ぜる。<br />
バターとバニラエッセンスを加えて混ぜる。
すりおろしたレモンの皮を加えても美味

ガイドのワンポイントアドバイス

油を使わずに揚げ物が作れるフライヤーは普通、上からだけの加熱なので、底の部分の焼きが甘くなります。焼きが甘いままだと、じきにしぼんでしまうため、裏を返して底もカリッと焼いてあげないといけません。「シュー生地をいくぶん堅めにしてじっくり焼いて、裏面も焼く」そこを頭に置いて焼いてください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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