カナダ/カナダ旅行のモデルコース

子連れで行く!カナディアンロッキー4泊6日(3ページ目)

カナダのみならず、世界屈指の知名度を誇るカナディアンロッキー。世界遺産にも指定されているほど、貴重な自然が残されている場所で、本物の自然に触れるのに、これ以上の環境はありません。アウトドアアクティビティはもちろんのこと、夏でも真っ白な氷河の上に立つなど、子供でも分かりやすい観光地がたくさん。親子でカナディアンロッキーを楽しむ視点で考えた日程をご紹介します。

執筆者:下村 猛

4日目 バンフ周辺の観光、または、アクティビティ

カスケードマウンテンを背後に望む、バンフの大通り、バンフアベニュー (C) Banff Lake Louise Tourism/Paul Zizka

カスケードマウンテンを背後に望む、バンフの大通り、バンフアベニュー (C) Banff Lake Louise Tourism/Paul Zizka

バンフでは、町の周囲での観光やアクティビティなど、チョイスが盛りだくさん。また、レイクルイーズとは違って、カナディアンロッキー随一のリゾートなので、お店もたくさんあり、ショッピングも十分に楽しめます。

バンフの町の詳細はこちらで>>>カナディアンロッキーの大人気リゾート、バンフ

数々の過ごし方の中で、以下のアクティビティなら、ファミリーでも十分に楽しめます。

■バンフゴンドラ
サルファーマウンテンに掛けられたゴンドラで、頂上からはバンフの町と、周囲の山々を一望することができます。ただ、レイクルイーズのゴンドラと似たようなアトラクションなので、どちらかを選ぶとしたら、ガイドはよりが風景がより雄大なレイクルイーズをおススメします。

バンフゴンドラの詳細はこちら>>>カナディアンロッキーの大人気観光、バンフゴンドラ

■アッパーホットスプリングス(温泉)
海外に来てまで温泉?と思われるかもしれませんが、水着着用で入る温水プールのような温泉は、日本では味わえない体験。話の種に入ってみてはいかがでしょう? ゴンドラ乗り場のすぐそばなので、ゴンドラ観光とセットで回ると効率的。

■サイクリング
バンフにはレンタルショップのたくさんあり、気軽にレンタルが可能 (C) Banff Lake Louise Tourism/Paul Zizka

バンフにはレンタルショップのたくさんあり、気軽にレンタルが可能 (C) Banff Lake Louise Tourism/Paul Zizka

自分で自転車を漕ぐことのできる年齢のお子さんなら、自転車でバンフ近辺の見どころを回ってみるのがおススメ。レイクルイーズ近辺は、勾配が厳しく、自転車で走るのに不向きですが、バンフ周辺なら、サイクリングルートも数多くあります。

サイクリングの詳細はこちら>>>カナディアンロッキーでサイクリング

■ボウ川でカヌー
川から狭い水路を通り、バーミリオンレイクスという湖に出ることもでき、変化に富んだコースが楽しめます。

カヌーの詳細はこちらで>>>カナディアンロッキーでカヌー・カヤック

 

■ボウ川の川下り
ボートの出発地点はバンフの見どころの一つ、ボウ滝のすぐ横。乗船中に鹿などの野生動物が見られることも (C) Banff Lake Louise Tourism/Paul Zizka

ボートの出発地点はバンフの見どころの一つ、ボウ滝のすぐ横。乗船中に鹿などの野生動物が見られることも (C) Banff Lake Louise Tourism/Paul Zizka

激流を下るラフティングは、年齢や身長制限があって、小さなお子さんには不向きですが、バンフから出発する川下りは、水に濡れることもない、緩やかな流れを下っていきますので、小さなお子さんでも安心して参加できます。

ラフティング、川下りの詳細はこちら>>>カナディアンロッキーでラフティング

 

5日目 バンフ→カルガリー→成田

直行便が取れていれば、カルガリー空港には10時半くらいの到着が目安。バンフからは移動時間は2時間と考えていれば、十分なので、朝の出発もそれほど早くありません。ただ、バンクーバー経由となると、カルガリー~バンクーバーの国内線の出発時間にもより、かなり変わってきます。

6日目 成田着

直行便なら15時25分に到着。バンクーバー経由便だと、いくつかのフライトがありますが、一番早いフライトでも16時30分到着。1時間の差が出てしまいますし、成田経由で、首都圏以外の都市に移動するなら、なおさら到着時間が早いに越したことはありません。

最後に

カナディアンロッキーには、バンフ、レイクルイーズ、ジャスパーという3つのリゾートがありますが、アクセスで難のあるジャスパーは子連れ旅行に不向きと判断し、除外しました。レンタカーを利用し、自在に移動できるなら、バンフに4泊するチョイスも可能ですが、公共交通機関やツアーを利用するなら、レイクルイーズに宿泊したほうが、よりカナディアンロッキーを楽しむことができると思います。

ガイドも5年暮らしたカナディアンロッキーは、世界で一番美しい場所といっても過言ではありません。ぜひ、ご家族で楽しんでみてください!
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