床材と壁の間に隙間をもうけ、音を伝わりにくくする
こうした音の問題への対策は次のとおりです。1、 コンクリートの躯体のスラブを厚くする。
(ただし、知人のマンションは220mmと厚く、これ以上更に厚くするのは超高額マンションくらいでしょう。)
2、 床材の表面をフローリングではなくカーペットや畳といった柔らかい素材にすることで、スプーンなどの小物を落とした時の音を伝わりにくくする。
3、 二重床を採用する場合は、床材と壁の間に3mm程度の隙間を設けて、下階に伝わる人の歩行などの音が伝わりにくくする。
マンション生活で一番多いのが音のトラブルです。新築マンションのパンフレットには「スラブ厚220mm、二重床、二重天井」で遮音性の高さをアピールするものが多いのですが、今回のように意外な落とし穴もあるのです。より細心のチェックで音の問題をクリアしましょう。