烏丸五条に新ビストロ「アスペルジュ・ブランシュ」
「アスペルジュ・ブランシュ」の外観
ひっきりなしに車が行き交う烏丸五条の交差点。そのひとつ西にある小さな通りを南に下ると、別世界のように静かな昔ながらの京都の路地の気配に包まれます。この路地(諏訪町通)を下がった初めての角の左手前に2013年12月15日、新しいビストロが開店しました。
新婚間もない奥様と二人だけで始められたこのお店の名は、「
アスペルジュ・ブランシュ(Asperge Blanche)」(ホワイトアスパラガスという意味)。
フレンチ好きの人なら春の訪れを告げるあの大ぶりのホワイトアスパラをすぐに思い浮かべられることでしょう。シェフは「何ものにも染まらず、真っすぐに上を向いてやっていこう」という気持ちを込めてで名付けられたとのこと。
「アスペルジュ・ブランシュ」店内
お店は赤レンガの壁と白い板壁に鮮やかなブルーの扉、おまけに三色のフランス国旗が掲げられているのですぐに判ります。中に入ると白い塗り壁に白いペンキ塗りの天井と柱、壁にはアンティークの額に入ったフランスの写真やリトグラフがそこここに掛かり、居心地の良いフレンチビストロの雰囲気たっぷりですが、奥の坪庭と京町家だった頃そのまんまの扉がついた外のトイレが元の町家の名残りを残しています。
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