アロマテラピー/アロマテラピー検定

(公社)日本アロマ環境協会の資格制度改正について(3ページ目)

日本のアロマテラピー団体でもっとも知られているといっても過言ではないのが、公益社団法人日本アロマ環境協会。2013年の資格試験制度改正について解説します。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

AEAJアロマテラピーインストラクター資格

すでに他の資格を持っているなら、アロマを教える資格が使いやすいかもしれません。女性の場合なら、年齢があがってきてもある意味、信用性の高まる資格といえますし、実はアロマに興味あるけど、トリートメントはちょっと…なんていう男性にもぜひチャレンジして欲しい資格です。

すでに他の資格を持っているなら、アロマを教える資格が使いやすいかもしれません。女性の場合なら、年齢があがってきてもある意味、信用性の高まる資格といえますし、実はアロマに興味あるけど、トリートメントはちょっと…なんていう男性にもぜひチャレンジして欲しい資格です。

アロマテラピーインストラクターはアロマテラピーを広める講師、啓蒙する立場として必要な知識、方法を指導できる能力を認定する資格です。専門スクールでの講師活動やショップでのレッスンなど、安全で楽しくアロマテラピーの魅力を伝えていきたい人は多く、需要の高い資格といえます。

近頃では小・中・高校生への香り教育、また他のセラピーやセッション系と組み合わせてアロマテラピーを教える人も増えてきています。今後ますますいろいろな場所でアロマテラピーインストラクターが活躍できそうです。

改正後は、一部、試験範囲としての項目が増えたこと、それに伴い総時間数も増えています。また一部必ずAEAJ認定校で履修しなければいけない項目が追加された点が大きな変更です。


AEAJアロマテラピーインストラクターの新カリキュラム

アロマテラピーの歴史:1時間
解剖生理学:9時間
タッチング論:1時間
基材論:2時間
健康学:5時間
メンタルヘルス:2時間
ホスピタリティとコミュニケーション:2時間
ボランティア論:1時間
精油学総論:7時間
精油学各論:7時間
アロマテラピー利用法:6時間
アロマテラピー教育:5時間

合計 48時間



必須履修科目ができました

エッセンシャルオイルの勉強をはじめ使い方、そして教え方が必須項目。経験ある講師から学ぶ必要がある、ということですね

エッセンシャルオイルの勉強をはじめ使い方、そして教え方が必須項目。経験ある講師から学ぶ必要がある、ということですね

上記のカリキュラムのうち25時間分は必須履修科目として、AEAJ認定校での受講が必須となりました。つまり完全独学での受験はありません。25時間の内容は次のとおりです。

■必須科目
精油学総論:7時間
精油学各論:7時間
アロマテラピー利用法:6時間
アロマテラピー教育:5時間

合計 25時間


まとめ

■従来
完全独学でも受験ができましたが、認定校で所定コースを受けると二次試験の免除特典がありました。

■新制度
受験者誰もが等しく同じ試験問題となりました。ただし受験前には認定校にて必須履修科目を受けることが条件となりました。

※なお、現在手元に『アロマテラピーインストラクター二次試験免除申請書』をお持ちの場合、有効期限までにAEAJ事務局まで送付しましょう。期日までに提出しなければ『アロマテラピーインストラクター二次試験免除申請書』は無効となります。免除申請書有効期限:2014年8月中旬提出分まで(第34回アロマテラピーインストラクター試験まで)
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