乾燥のプロ!CAの機内での乾燥対策とは
機内の乾燥にも負けない!3つの保湿方法
そんな機内で一日中働きながらいつも潤い美肌をキープしているCA(キャビンアテンダント)はいわば「乾燥のプロ」です。機内でのケアから普段のケアまで乾燥対策には余念がありません。
これからさらに乾燥が激しくなる季節ですよね。年末年始の旅行で飛行機に乗るという方も多いのではないでしょうか。肌にとってはかなり負担の大きい時期です。
カピカピ肌になってしまう前に、CAの知恵と経験を活かした乾燥対策で潤い美肌を作っていきましょう。
ポイントは「3つの保湿」です。3方向から徹底的にアプローチし、肌を潤わせていきます。これでもう冬の乾燥も怖くない!
機内での乾燥対策1:常温の水で内側からたっぷり水分補給
乾燥対策には水分補給
機内の湿度は20%以下と、通常の3分の1程度しかありません。そのような極度の乾燥状態では呼吸するたびに水分が奪われていきます。そのためいつも以上に意識的に水分を補給することが大切です。10時間程度のフライトで1~1.5リットルは飲むイメージでいてください。実際にCAは機内のキッチンにマイカップを常備してキッチンに入るたび水分補給しています。
しかしただ水分補給をすればよいというわけではありません。効果的に体内を潤わせる水分補給のポイントを2つご紹介します。
・一度にたくさん飲まずに少しずつ飲むこと
一度にたくさん飲んでも吸収できる量には限りがあります。逆に身体の負担になってしまうことも。ちびちび一口ずつ飲むのがオススメです。
・常温の水を飲むこと
お茶やコーヒーなどカフェインが含まれるものは逆に体内の水分を奪ってしまいます。また、冷たい飲み物は身体を冷やし血液循環を悪くしてしまいます。血液循環が悪いとせっかく補給した水分もお肌に巡ってきません。常温の水かぬるま湯などがベストです。
これで内側からの保湿は完璧です。次は残る2つの保湿をご紹介します。
機内での乾燥対策2:自分の周りの湿度を上げる
お風呂の蒸気も乾燥対策になる
例えば機内でもできることですと
・濡れたおしぼりを自分の座席のテーブルに広げておく
・マスクの中に濡れたガーゼを仕込む
などがあります。
実際にCAも機内で仮眠を取るときには濡れガーゼをマスクに仕込み、枕の隣におしぼりを置き、中にはおしぼりを顔の上に乗せて寝ている人もいます。
また自宅やホテルでは
・湯船にお湯を張り蒸気を室内に巡らせる
・水スプレーを室内にまく(まき過ぎに注意)
・濡れたバスタオルを干しておく
・ベッドサイドにグラス1杯の水を置いて寝る
などのことができます。
これで湿度はかなりアップしているはずです!
機内での乾燥対策3:蒸しタオル+全顔アイクリームで究極の保湿
蒸しタオルで保湿力アップ!
乾燥している肌の保湿で大切なことは「水分→油分」のダブル保湿。水スプレーを顔にかけている方がいますが、それは絶対にNG。その瞬間は潤いますが、その水分が蒸発するときに肌の水分を奪ってしまい逆効果です。保湿効果のある化粧水スプレーにしてください。
それでも水分は水分。極度に乾燥した肌はびくともしないかしれません。そんな超乾燥肌の方のスペシャルケアにオススメなのが蒸しタオル+全顔アイクリームの必殺技!
蒸しタオル(機内ならおしぼりでOK)で肌を柔らかくして水分を補い、その上からアイクリームで蓋をします。普通のクリームでももちろんOKですが、アイクリームは特に保湿効果が高いのでお助けアイテムとしてオススメです。長距離フライトではお化粧を落としてから乗られる方も多いので、機内での応急処置としても実践しやすいのではないでしょうか。乾燥するこれからの季節のデイリーケアとして取り入れても、飛行機に乗る前のスペシャルケアとして取り入れても大変効果的です。
いかがでしたでしょうか。これで今年の冬は乾燥に負けずにうるうる美肌で過ごしてください!
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