気軽に飲める白牡丹
長期の保存にも便利な白茶の餅茶
いちばん手に入れやすく、飲みやすいのは「白牡丹」。白牡丹は、白毫銀針と同じ品種の福鼎大白茶、政和大白茶の芽と葉をベースに水仙の葉がブレンドされています。このように3種がブレンドされていることから「三白(さんぱく)」とも呼ばれています。芽だけのものよりも葉が含まれていることで、繊細ながらも親しみやすい味わいを堪能することができます。
白牡丹には、抗酸化作用の強いカテキンやビタミンCも豊富に含まれています。低めの温度でゆっくりと時間をかけて抽出しましょう。お茶に含まれるテアニンにはリラックス効果があり、このテアニンも低い温度で抽出されやすい成分です。体も気分もさっぱりしたいときに気軽に飲めるのが「白牡丹」です。
日常茶として飲むには、固形になった白茶もおすすめです。プーアル茶でおなじみの餅茶ですが、白茶にも餅茶があります。飲む分だけ少しずつ崩していただく餅茶は、保存もしやすいのがいいところ。5~10年寝かせた白茶もまろやかさが増して、疲れた体にじんわりとしみこんでいく感じがします。
餅茶は、常温で保管できるので、何年もかけて少しずつ飲みながらその香味の変化を楽しむことができるのも魅力です。白茶が大好きで、いつも手元に置いておきたいという方には、餅茶も人気があります。