ゆがみや代謝の落ちやすい夏の体リセット方法
例年にない暑さが続き「だるい~」「疲れがとれない~」と言う声をあちらこちらで聞きますが、そもそも夏は暑さで体をゆがめてしまう季節でもあります。なぜなら、強い日差しが長時間降り注ぎ、歩くときも日差しを避けようと背中が丸くなりがちに。暑い中、まっすぐ前を向いてシャキッと背筋を伸ばして歩く人なんてあまり見かけませんよね?! この自分でも知らず知らずの間に『猫背』になっていることが体をゆがめている原因です。
その上、夏は筋肉が動きたくない~という季節。外気温と体内の温度差が低く、体温を維持するエネルギーがたくさんいらなくなるため、1年で1番代謝が落ちやすい時期とも言われています。ここでダラーっと過ごすと水太り、たるみ、体力不足などを引き起こしやすくなります。気づけば体重増加! ウエストにタプタプ浮き輪が!? いつものジーパンがキツイかもー!? そんなアナタをお助け! 骨盤をキュッと引き締め、今すぐリセットしましょう!
体の芯をセルフ調整しましょう!
夏に起こりやすい水太りの原因は『新陳代謝機能の低下』です。細胞の新陳代謝が悪くなると汗や尿として排出されるべき余分な水分が体内に貯留して『むくみ』に繋がります。脂肪が燃焼されにくくなり、『体重増加』になりやすく、そこからたるみや筋肉の衰えが……。丸まった背筋をシャキッと伸ばして、体幹部になる大きな筋肉を動かし、身体の芯をしっかり整えていきましょう。■ポイント
水分は主に筋肉や関節の動きによって身体中を巡ります。その筋肉や関節の動きがないと水分は身体に滞留してしまいます。関節がなく、筋肉にぐるりと覆われているお腹周りは水分が溜まりやすい場所です。大きな筋肉に覆われているお腹周りと内臓を支えている骨盤周りを動かして、水分巡りをよくしていきましょう。
水太りやむくみの症状が出ると、より悪化する事を恐れて水分を控える人も多いのですが、実はこれは全くの逆効果! 体は水分が不足している時ほど体内に水を蓄えておこうとするので、水太りやむくみを解消するためには十分に水分を摂って循環させる必要があるのです。また、カリウムの不足など体内のミネラルバランスが崩れた場合にも水太り・むくみが起こるので、なるべく塩分を控え、バランスのよい栄養摂取を心がけてくださいね。
水太りに効果的! お腹+骨盤リセット
内臓が集中している腹部には血流が集まります。お腹周りを刺激してあげると血流の改善につながります。冷たいものを飲んだり食べたりして内臓が弱りがちな夏こそ、お腹周りをしっかり動かしてあげることが必要です。1. 仰向けで寝て両足の膝を持ち上げます。
1~2を20回程度繰り返しましょう。