皆さんは、ご自分のチャームポイントをご存知ですか? 昔から「男は度胸、女は愛嬌」と言います。このことわざは、男女の在り方を「度胸」と「愛嬌」の「きょう」を語呂合わせしたことばですが、男にとって大切なのは、決断力があり物怖じしないことで、女にとって必要なのは、どんな人にも、にこやかで可愛らしい振る舞いが出来ることを意味します。

しかし現代は、「男は度胸と愛嬌、女も度胸と愛嬌」。男女とも両方が必要だと思います。特に男女平等に働けるビジネスシーンにおいて、男性ばかりが度胸があり大胆に決断、そして振る舞える……女性は大人しく、可愛らしく、そして常に愛想良くしている……そんな考えはナンセンスです。男女とも、自分の意見を通したい、仕事で成功したいと思えば、お客様や相手のことを考え、思い遣り、気配り、心配りをするのは当たり前のことです。その際に特に必要となるのは、好感度の高い心のこもった笑顔です。今回は、男女ともに大切な愛嬌の重要な要素である『笑顔』についてお話しします。

男女ともに、あなたの魅力を明るく爽やかに輝かせてくれるのは、何と言いましても『笑顔』です。また笑顔は、「一銭もかからない高価なおしゃれ」と言われています。しかし一口に『笑顔』といっても、良い印象を与える笑顔もあれば、そうでないものもあります。それではどのような笑顔が、素敵な笑顔、好感度の高い笑顔といえるのでしょうか?

目がやさしいこと

雑誌やグラビアなどに登場するモデルさんや、女優さんは、カメラの前に立つと一瞬にして、きれいな笑顔を作ります。カメラ映りが良くなる笑顔の作り方を熟知しているからです。皆さん、ここでひとつ実験してみましょう! 雑誌やグラビアのモデルさんの口元を隠してみましょう。目は心から楽しそうに微笑んでいますか? 冷静な目で、あなたを見つめていませんか? プロの作る笑顔は、写真写りが良くなる笑顔です。

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大好きなペット、愛しているパートナー、美味しい食べ物を思い浮かべると自然に瞳が微笑むはず!

しかし日常生活や接客の場で大切な笑顔は、優しい瞳で微笑んでいることです。それではどのようにしたら優しい瞳で微笑むことができるのでしょうか? これはビジネスシーンや日常生活でも活用できますが、写真撮影の時も実践してみてください。

まず、大好きなペットのことや、愛しているパートナーのこと、または大好物の食べ物(ステーキ、寿司、ケーキ…)など、思い浮かべて下さい。 いかがですか?

自然と目が微笑んでいませんか? そして口元、口角も自然に上がっていませんか? 目は心をあらわします。心が微笑めば、目も自然に微笑むはず。とても簡単な方法ですから、最高の笑顔を作りたい時や写真を撮る時など、是非ともトライしてみてください。


心がこもっていること

日常生活で「作り笑い」は、すぐにバレてしまいます。特に女性の皆様は、気をつけましょう。作り笑顔や不自然に高いトーンの声など、品位を全く感じさせず、大変不快に感じます。相手の方が不快な表情をしていたら、あなたの笑顔は本物ではありません。

「相手の表情や態度は、自分の鏡」だと思いましょう。笑顔とは目と口、そして一番大切なのは、あなたの素直で謙虚な「心」が大切なのです。

健康であること

社会人や大人である以上、健康管理はとても重要です。プロ意識を高く持ち日常生活を過ごしていただきたいものです。例えば、体調が悪い時にお客様と接しても、満面な笑顔、明るく前向きな内容のお話はできないですよね? 心からの笑顔で人と接するには、「健康であること」がマストです。

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明るい笑顔、前向きな話は、健康でなければできません!

私のCA時代は、ニューヨークやパリの13時間を超えるロングフライトに、さらに時差が加わるにもかかわらず、自宅の東京に戻った際は、その日の内にジムで筋トレやランニングをして体力をつけるために常にトレーニングをしていました。先輩や後輩は、さらに海外のステイ先でもランニングをしている方がたくさんいました。

それだけCAは、健康に対する意識、そして接客のプロとしての意識が高いのです。皆様は、健康管理がきちんとできていますか? 簡単に誰でもできることに、毎日の「うがい、手洗いの励行」も基本ですね。うがい、手洗いは、本当にバカにできません。

このように、やり方は人それぞれで結構ですが、自分なりに健康をキープする習慣を身につけましょう。心のこもった美しい笑顔、お客様へ最高のパフォーマンスをするためにも、健康管理は、最大のお仕事なのです。