そこで今回は、肩こりの原因となる「さびつき肩甲骨」の対処法についてご紹介していきたいと思います。
「さびつき肩甲骨」とは!?
「肩こり」は心身の憂鬱を招きます
ただし、オフィスワークや家事などで、現代人は肩が前にのめりこむような状態となり、本来可動域の大きい肩甲骨の動きが小さくなってしまい、周囲の筋肉が血行不良を招いていることが多いもの。このような状態のことを通称「さびつき肩甲骨」と呼んでいます。
以下の項目にチェックが付くようでしたら、あなたも「さびつき肩甲骨」かもしれませんよ!
□ 背中の対角線上で自分の左右の手を組めない
□ 直角に曲げた腕の両肘をつけて水平以上の高さに上げられない
□ 直立の状態で体の後ろで両手を握り、握った手を腰骨の高さまで上げられない
肩こりは「さびつき肩甲骨」が原因!
「さびつき肩甲骨」になると、肩甲骨周辺の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋など)が体の外側に引っ張られたまま動かなくなり、血行不良状態となります。この状態でさらに筋肉の緊張状態が続くと、筋肉内に乳酸がたまり痛みが発生、これが肩こりや背中のこりの原因となります。また、そんな痛みに敏感になった筋肉は、その痛みで交感神経を緊張させ、筋肉内の血管が収縮してしまい血流が低下し、さらに「こり」を悪化させてしまうという負のスパイラルの陥ってしまいます。
その他、「さびつき肩甲骨」になると姿勢も悪くなるため、体のあらゆる部分に歪みが生じたり、顔のたるみ&くすみにもつながるなど、美容面でもトラブルが生じてしまいます。