「基礎体温」って知ってますか

基礎体温表

基礎体温表

「基礎体温」って知っていますか。基礎体温とは、カラダが一番安静にしている状態での体温のことです。動いたり食事を摂取したりすると、個人差はありますが、代謝によって体温が上がります。基礎体温は、まだ活動をしていな状態、すなわち、朝に目を覚ました時に、体を動かす前に測ることで測定できます。

基礎体温を測定してグラフ化することで、食事や運動などに左右されない、自分の体の状態を知ることができます。女性であれば、生理や排卵、その他のあらゆる心身の状態や女性の体のコンディションを決めている女性ホルモンの動きを知ることができます。

上に載せているのが、基礎体温のグラフになります。基礎体温をグラフ化すると、健康な女性であれば、グラフは二相化し、生理と排卵によって調整されながらこのパターンを繰り返しています。

低温相と高温相に分かれます。低温相は「卵胞期」という時期で、卵胞ホルモンが分泌されている時期です。通常14~17日続きます。体温が急に下がる「排卵期」を境として、高温相に突入します。高温相は「黄体期」という時期で、黄体ホルモンがさかんに分泌されている時期です。通常は12日続きます。高温相が終わると、月経がはじまり、個人差はありますが、通常5日前後持続します。

基礎体温表で何がわかる?

女性ホルモンである卵胞ホルモン・黄体ホルモンのバランスが崩れていたら、基礎体温のグラフが一相性のグラフになったり、低温相と高温相が極端に長かったり短かったりします。

もしも、グラフをつけてみて一相性になるようであれば、測定方法が間違っていない場合には、必ず婦人科を受診するようにしましょう。何か怖い病気が隠れている可能性もありますし、きちんと生理が来ていても、「無排卵月経」といって、排卵を伴わない出血を起こしている可能性があります。無排卵月経が続くと、将来的に不妊症になってしまう可能性もあります。

このように、基礎体温をきっちり測定すると、女性ホルモンの分泌のサイクルや排卵のサイクルが正確にわかるようになります。排卵の時期がわかるので、妊娠を希望している女性であればもちろん、そうではない女性でも、基礎体温のグラフをつけることで、実は、さまざまなメリットがあるのです。

まず、女性ホルモンのバランスを知ることができるという点。女性ホルモンの動きは、私たち女性の体と心に、大きく影響します。生理前にイライラしたり憂鬱な気分になったりする経験のある女性もたくさんいるでしょう。また、女性ホルモンのバランスによって、肌の美しさや新陳代謝、女性らしい体のラインなどもかわってきます。

女性ホルモンの周期と美肌は、密接な関係があります。肌の代謝を上げて美肌を保ちやすい「卵胞期」(生理後~排卵までの期間)より、肌トラブルを起こしやすい「黄体期」(排卵~次の生理までの期間)のほうが、より丁寧なケアが必要とされたりします。また、ホルモンバランスが崩れてしまっている場合は、周期にかかわらず、さまざまなアプローチのスキンケアも成果が出にくかったりします。

自分自身の女性ホルモンの周期を把握するためにも、基礎体温を毎日測定してグラフ化しておくことは、非常に大切です。女性ホルモンの周期に合わせて、どんなスキンケアをしたらいいのかがはっきりわかるようになるからです。