成績が芳しくない部下に声をかけるとき
具体的な話を聞いているか?
営業部の部長が、部下のAくんに声をかけることにしました。というのも最近あまり成績が芳しくないからです。部長はなんとかAくんに成果を上げてほしいと思っています。
部長「Aくん、最近調子はどう?」
Aくん「あ、部長…。すみません。あまりよくありません」
部長「また苦戦しているんだね?」
Aくん「はい…。」
部長「今進行中の案件は?」
Aくん「5社あるのですが、いずれもはっきりしたお返事をいただけなくて」
部長「で、どうするつもり?」
Aくん「私からもう少しプッシュしたほうがいいかなと思う反面、今年に入ってうちのサービス内容が一新しましたし、あまり急かさないほうがいい返事をもらえる気もして…。」
部長「何を悠長なことを言っているんだ!そういうときはとにかく行動あるのみだよ!今週中にその5社に再度、足を運ぶんだ。昨年まで素晴らしい成績を上げていた君なんだから大丈夫!!がんばってくれ。応援しているよ。」
Aくん「はぁ…。ありがとうございます。」
どうもこのままではAくんの行動にあまり期待できそうにありません。さて、あなたがこの部長なら、こんなときどんな会話を創りだすでしょうか?
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