スペイン料理 部門
そして、ここ数年、関西でもっとも勢いがあるジャンルの一つ「スペイン料理 部門」。他のジャンルの部門も同じく、各ジャンルから選ぶのは1店だけ。例えば、前菜部門で選んだお店は、それ以外の料理部門(パスタ部門や主菜部門など)では選んでいません。各料理ジャンルにつき一軒限定をルールとしています。
ただし、特例としてデザート部門に関しては料理部門で選んだ店と同じ店が選ばれることもあります。
タパス 部門
「コメドール エステラ(神戸)」の「タパス盛り合わせ」
タパス部門は「コメドール エステラ」のランチで登場する「タパス盛り合わせ」に決定。ランチにも関わらず、手間暇のかかったタパスを8種類もラインナップされてくるだけでも驚きですが、何よりどれもクオリティが高いのが嬉しいところ。しかも盛り付けの彩りも美しいですし、シェフのセンスの良さが輝く一皿でした。
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メイン料理(魚) 部門
「Fujiya 1935」の「天然ウナギ 赤玉葱 黄色のパプリカ」
魚料理部門はモダンスパニッシュ系「Fujiya 1935」の「天然ウナギ 赤玉葱 黄色のパプリカ」。この料理も毎年選んでいるという意味では「殿堂入り」ですね。個人的には世界最高の天然鰻料理だと確信している逸品で、米麹の酸味が効いたソースが天然鰻と素晴らしき相性を魅せつけてくれます。
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メイン料理(肉) 部門
「アマルール(大阪)」の「徳島県産すだち牛ランプ肉の炭火焼 レストラン「ネバダ」風」
スペイン部門の肉料理は「アマルール(大阪)」の「徳島県産すだち牛ランプ肉の炭火焼 レストラン「ネバダ」風」に決定! これは初めて食べた時の(良い意味での)衝撃が未だに忘れられないですね。なんと言っても白いソースがユニークで、この雪山に見立てたホワイトソース(マッシュルームとベーコン入り)が面白いほど炭火ステーキ(すだち牛)に合うんです。ステーキというと、赤や茶色、もしくは黒色系のダーク色が多いですが、このホワイトソースは違和感なくマリアージュ。付け合わせのフライドポテトもたっぷり盛りで、グルマン的にはこの豪快さも嬉しいところです。それにしても、表面はカリッと、中はしっとりロゼ色の火入れ具合は、さすが。
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デザート 部門
「アマルール(大阪)」の「ガトーバスク」
デザート部門も同じく「アマルール(大阪)」の「ガトーバスク」! バスク系のお店にはよくあるケーキなのですが、シンプルな構成ゆえに各シェフの個性が出るケーキでもあります。アマルールで出されるガトーバスクは、素朴で温かみがあり、どこか懐かしい、ほっと安らげる味わいなのです。さらに、一緒に添えられた「サクランボ」のシャーベットが赤く燃える情熱色! この濃厚な色合いは、まさにスペインですね。
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中華料理の部門です!