スペイン・バスク料理レストラン「アマルール」

外観

「アマ・ルール」の外観

再開発著しい大阪梅田地区のすぐ南に位置する堂島地区は、四つ橋筋を挟んで高層ビルが立ち並ぶ、大阪でも指折りのビジネス街。そんな近代的ビル群の中には所どころに再開発を逃れて生き残った建物がありますが、渡辺橋の北西にある、昭和5年築のスペイン風レンガ造りの歴史的建造物「中央電気倶楽部」もそのひとつ。この春、その真ん前に向かい合うように、本場スペイン・バスク料理の「ハテツェア(JATETXEA)」(バスク語で「レストラン」)「アマ・ルール(Ama-Lur)」(バスク語で「母なる大地」)が開店しました。
店内

アマ・ルールの店内

ビルの一階ですが、大きくセットバックした前庭を備えたその店は「緑の格子」が目を惹きつけ、ひと目でそれと分ります。中に入ると、テラコッタ風の床と白い壁に茶と緑の木部が際立つ素朴なインテリア。左に6席のカウンター、右に12席(+α)のテーブル席の、小さ過ぎず大き過ぎない居心地のよい空間です。
インテリア

インテリアも面白い

入り口近くの壁には、バスク語で「EUSKAL HERRIAバスク国」と刻まれた木彫の紋章が掛けられ、その上に掛けられたバスクのベレー帽「ベレー・バスク」がご愛嬌。奥の壁にはバスクの民衆達を描いた絵が掛けられて、まさにバスク一色。旅情をそそります。
シェフ

シェフの中村篤志さん

シェフは「バスク料理界の神様」と言われるルイス・イリサール氏に指導を受け、サンセバスチャンから車で20分ほど東の山手の村オイアルツン(oiartzun)にあるレストラン 「スベロア(Zuberoa)」 のシェフ「イラリオ・アルベライツ」氏にも師事し、スペイン・バスク地方で合計6年もの間、修行された中村篤志さん。
チャコリ

チャコリは注ぐ作法もユニークなのです

バスクのワインと言えばバスク地方名産の微発泡ワイン「チャコリ」。フレッシュさを楽しむため収穫後一年以内に飲まれるというこのワインは魚介類との相性抜群。地元と同じく「ボデガ」と呼ばれる大きな寸胴のグラスで戴きます。

それでは、次ページではアラカルトの料理を御紹介していきます。