大阪グルメ/大阪のスペイン料理

アマ ルール (大阪・堂島)(3ページ目)

今月、大阪堂島にオープンしたスペイン・バスク料理レストラン「アマルール」。今回は本場スペイン産の食材を多用したバスク料理の数々を御紹介!バスク好きな人にもバスクを知らない人にもオススメしたくなる一軒です。

執筆者:麻生 玲央

・徳島県産すだち牛ランプ肉の炭火焼 レストラン「ネバダ」風
徳島県産すだち牛ランプ肉の炭火焼undefinedレストラン「ネバダ」風

徳島県産すだち牛ランプ肉の炭火焼 レストラン「ネバダ」風

そして、中村シェフが修行していたスペインの「ネバダ」のスペシャリテが、この料理。雪山に見立てたホワイトソース(マッシュルームとベーコン入り)が面白いほど炭火ステーキ(すだち牛)に合うんです。ステーキというと、赤や茶色、もしくは黒色系のダーク色が多いですが、このホワイトソースは違和感なくマリアージュ。付け合わせのフライドポテトもたっぷり盛りで、グルマン的にはこの豪快さも嬉しいところです。

それにしても、表面はカリッと、中はしっとりロゼ色の火入れ具合は、さすが。先述したピーマン料理もそうですが、炭火の魔術師と呼ばせてもらいたいですね。

・ガトーバスクとサクランボのシャーベット
ガトーバスクとサクランボのシャーベット

ガトーバスクとサクランボのシャーベット

バスクといえばガトーバスク。個人的にガトーバスクがメニューにあれば間違いなくオーダーするぐらい好きなケーキです。見た目はシンプルですが、お店によって様々なテイストの違いがあり、その個性も楽しめるのが魅力の一つ。

アマ・ルールで出されるガトーバスクは、まさに本場の味というか、素朴で温かみがあり、どこか懐かしい、ほっと安らげる味わいなのです。さらに、一緒に添えられた「サクランボ」のシャーベットが赤く燃える情熱色! この濃厚な色合いは、まさにスペインですね。


バスク料理好きな人は是非!

日本と同じように海の幸と山の幸の両方に恵まれた、スペイン北部のバスク地方。スペインの他の地方とほとんど共通性を持たない独自の文化と伝統を誇り、美食で名を馳せる地方ですが、直行便がないので日本からはそう気安くは行けません。前菜だけをつまむバル使いでもよし、じっくりと腰を落ち着けてのレストラン使いでもよし、気楽に立ち寄って豊かなバスクの味が楽しめるこんなレストランが近くにできたことに、ちょっと小躍りせずにはいられません。

<DATA>
・店名: レストラン Ama-Lur(アマ・ルール)
・所在地:大阪市北区堂島2丁目1番16号 フジタ東洋紡ビル 1F
・アクセス:京阪電鉄「渡辺橋駅」徒歩約5分
・地図:Yahoo!地図
・TEL:06-6451-8383
・営業時間:17:30~25:00(LO)
・定休日:日曜、第3月曜
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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