レベルが高い、一般人のコーヒー熱
世界バリスタチャンピオンであるロバート・トーレセン氏が経営するショールーム「カッファ・ブティック」では、週末に一般向けの無料のカッピングを開催中
海外では知名度の高いオスロのスペシャルティコーヒーですが、国内のスペシャルティコーヒー業界に携わる人々は宣伝や広告を一切しないので、地元の人々はレベルの高いコーヒー環境にいるという認識がありません。
カフェを訪れる理由は知名度ではなく、「温かい近所のカフェで人とおしゃべりをする」ためなのです。カフェが普及し続けることで、売り上げは上がり、生産者側も良質な豆を購入し、農家へのサポート体制も強化されるというプラスのサイクルが機能しています。
浅煎りノルウェーコーヒーを味わうならエアロプレス
空気の力を利用した抽出器具エアロプレスでコーヒーを淹れるバリスタ
浅煎りのコーヒーを味わうのにおすすめなのは、空気の力を利用した「エアロプレス」という手法の淹れ方です。世界バリスタチャンピオンでもあるティム・ウェンデルボー氏は、エアロプレスの先駆者としても知られています。エアロプレスは注射器のような形の器具で、コーヒーマシンなしで手で淹れることにより豆の本来の味を引き出すことができます。
まだまだ奥が深いコーヒーの世界!最後に、ノルウェーのカフェ「フグレン」東京店のマネージャーである小島賢治氏からもお話を伺いました!