ユニークな手作りパン/手作りパン関連情報

欧風もっちりタイプのプレッツェル

ビニール袋で生地を混ぜ、冷蔵庫で寝かせてつくる簡単パン生地。大人気のプレッツェルもこの方法なら簡単です。

松野 玲子

執筆者:松野 玲子

ユニークな手作りパンガイド

欧風もっちりタイプのプレッツェル

所要時間:60分以上

カテゴリー:パン・ピザパン

生地が冷たいうちに、手早く成形するのがコツ

プレッツェルにはおせんべいのようにカリッとしたタイプと、最近、日本にも上陸したもっちりソフトタイプがあります。アメリカで暮らしていたときは、列車旅行するときに駅の屋台でプレッツェルを食べるのが楽しみでした。そして、フランスのアルザス地方に行ったときにもプレッツェルがあちらこちらに。どうもソフトタイプはドイツや、ドイツに近いアルザス地方の出身のようです。とすると、やっぱりビールと一緒に食べたいものです。

ソフトプレッツェルの材料(6個分)

ソフトプレッツェル生地
強力粉300g+打ち粉用適量
砂糖6g
6g
スキムミルク6g
インスタントドライイースト1.5~3g
240ml(ぬるま湯)
ゆで湯
500~600ml
小さじ1/2
重曹大さじ1
インスタントドライイーストの量は、一晩冷蔵庫に入れるなら1.5g、4時間以下なら3gに。

ソフトプレッツェルの作り方・手順

ソフトプレッツェル

1

大きめのビニール袋に強力粉、砂糖、塩、スキムミルクを入れて、口を絞り、全体をよく振り混ぜる。<br />
ぬるま湯にインスタントドライイーストを入れ、3分ほどおいてから、ダマがないように混ぜる。<br />
大きめのビニール袋に強力粉、砂糖、塩、スキムミルクを入れて、口を絞り、全体をよく振り混ぜる。
ぬるま湯にインスタントドライイーストを入れ、3分ほどおいてから、ダマがないように混ぜる。
今回はきび砂糖を使用。

2

イーストを溶かしたぬるま湯をビニール袋に入れ、上のほうを手で閉じて、全体にダマがなくなるまで揉み混ぜる。
イーストを溶かしたぬるま湯をビニール袋に入れ、上のほうを手で閉じて、全体にダマがなくなるまで揉み混ぜる。

3

粉っぽさがなくなったら、口を軽く閉じて室温に1時間ほどおく。少しふっくらしたら、冷蔵庫で3時間以上、低温発酵させる。
粉っぽさがなくなったら、口を軽く閉じて室温に1時間ほどおく。少しふっくらしたら、冷蔵庫で3時間以上、低温発酵させる。

4

2倍くらいにふくらんだら、たっぷり打ち粉をふった台に取り出し、上からも打ち粉をふる。
2倍くらいにふくらんだら、たっぷり打ち粉をふった台に取り出し、上からも打ち粉をふる。

5

カードを使って、生地を6等分する。大きさをそろえるなら、重量をはかり、きちんと等分に。
カードを使って、生地を6等分する。大きさをそろえるなら、重量をはかり、きちんと等分に。

6

手のひらで軽くガスを抜き、丸める。15分ほどおく。
手のひらで軽くガスを抜き、丸める。15分ほどおく。

7

打ち粉を台と生地にふり、手のひらで平らにつぶし、上から1/3、下から1/3折る。
打ち粉を台と生地にふり、手のひらで平らにつぶし、上から1/3、下から1/3折る。

8

さらに半分に折り、とじ目をつまみ留める。
さらに半分に折り、とじ目をつまみ留める。

9

手のひらで転がして、中央が少しふくらんだ長さ40センチくらいの棒状にする。べたつく生地なので、打ち粉をマメにふる。
手のひらで転がして、中央が少しふくらんだ長さ40センチくらいの棒状にする。べたつく生地なので、打ち粉をマメにふる。
転がしてもなかなか伸びないときは、10分ほどおく。

10

生地の先端を2回、交互に重ねる。
生地の先端を2回、交互に重ねる。

11

先端を生地の上の部分に貼りつける。指先でぎゅっと押し、しっかり接着する。ぬれ布巾をかぶせて、20分ほどおく。
先端を生地の上の部分に貼りつける。指先でぎゅっと押し、しっかり接着する。ぬれ布巾をかぶせて、20分ほどおく。

12

ゆで湯を用意する。同時にオーブンを180℃に予熱しておく。<br />
鍋にゆで湯の材料を入れて沸かし、表を2分、ひっくり返して1分ゆでる。
ゆで湯を用意する。同時にオーブンを180℃に予熱しておく。
鍋にゆで湯の材料を入れて沸かし、表を2分、ひっくり返して1分ゆでる。

13

水をよく切り、オーブンシートを敷いた天板に並べる。すぐに温めたオーブンに入れて20分、裏面も軽く色づくまで焼く。
水をよく切り、オーブンシートを敷いた天板に並べる。すぐに温めたオーブンに入れて20分、裏面も軽く色づくまで焼く。

14

焼き上がったら、網にのせて冷ます。
焼き上がったら、網にのせて冷ます。

ガイドのワンポイントアドバイス

プレッツェルにアメリカタイプの辛くないマスタードを塗って食べるのが、私のお気に入りです。冷めたら、軽くトースターで焼きましょう。ビールやソーダで割った白ワインがいいお供になるはずです。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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