ユニークな手作りパン/フランスのパンレシピ

フーガスのレシピ! 南フランスのフラットブレッド

今回は、フーガスのレシピをご紹介いたします。ピザの原型ともいわれる、フーガスは少し変わった名前で、ヨーロッパ各地で作らています。一番、知られているのがフランスのプロバンス地方バージョン。ナイフで切り目を入れ、葉のように成形するのが特徴です。

松野 玲子

執筆者:松野 玲子

ユニークな手作りパンガイド

フーガスのレシピ! 南フランスのフラットブレッド

所要時間:60分以上

カテゴリー:パン・ピザパン

フーガスのレシピ……切り目の入れ方で、ユニークな表情に

フーガスは平らに伸ばした生地に、切り目を入れて焼いた軽い食感のパンです。オリーブ入り、ハーブ入り(オレガノやバジル)、チーズのせなど、アレンジはさまざま。今回はベーコンと、ピリリと辛いブラックペッパーを入れました。子供用にはブラックペッパーなし。刺激が欲しいなら小さじ1かそれ以上、入れてもいいでしょう。ハロウィーン用に、宇宙人のような顔に切り目を入れて作っても!
 

フーガスの材料(4個分)

フーガス
強力粉100g
薄力粉100g
きび砂糖6g
4g
ブラックペッパー小さじ1/2~1
インスタントドライイースト4g
120ml
オリーブオイル小さじ2(6g)
ベーコン2枚(60g/細切りにする)

フーガスの作り方・手順

フーガス

1材料を混ぜる。

ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、塩、ブラックペッパーを入れ、水で溶いたインスタントドライイースト、オリーブオイルを入れ、スプーンで混ぜる。
ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、塩、ブラックペッパーを入れ、水で溶いたインスタントドライイースト、オリーブオイルを入れ、スプーンで混ぜる。

2粉けがなくなるまでよく混ぜる。

粉けがなくなるまで、よく混ぜたら、ひとまとめにして台に取り出す。
粉けがなくなるまで、よく混ぜたら、ひとまとめにして台に取り出す。

3生地の手前を指先でつまみ、台に叩きつける。

生地の手前を指先でつまみ、台に叩きつける。手早く2つ折りにする。
生地の手前を指先でつまみ、台に叩きつける。手早く2つ折りにする。

4繰り返しこねる。

手前から奥に押し出すように、生地をこねる。90度回転させ、叩きつけて、2つ折りして、押し出す。これを繰り返す。
手前から奥に押し出すように、生地をこねる。90度回転させ、叩きつけて、2つ折りして、押し出す。これを繰り返す。

5表面が滑らかになる。

10分ほどこねると、表面が滑らかになる。
10分ほどこねると、表面が滑らかになる。

6指先で広げると、薄い膜状になればこね上がり。

生地の一部を切り取り、指先で広げると、薄い膜状になればこね上がり。向こうが透けるほどの薄い膜でなくてもいい。
生地の一部を切り取り、指先で広げると、薄い膜状になればこね上がり。向こうが透けるほどの薄い膜でなくてもいい。

7細切りにしたベーコンをのせる。

生地を手のひらで押して、平らにし、細切りにしたベーコンをのせる。
生地を手のひらで押して、平らにし、細切りにしたベーコンをのせる。

8ベーコンを完全に包み込む。

ベーコンを四方の生地を中心に集めてつまみとめ、ベーコンを完全に包み込む。
ベーコンを四方の生地を中心に集めてつまみとめ、ベーコンを完全に包み込む。

9生地を3等分する。

生地をカードで3等分する。
生地をカードで3等分する。

10ひとまとめにする。

3つを重ねて、上からぎゅっと押し、ひとまとめにする。
3つを重ねて、上からぎゅっと押し、ひとまとめにする。

112回繰り返す。

切って、重ねてをもう2回繰り返す。
切って、重ねてをもう2回繰り返す。

12丸く形を整える。

ひとまとめにして、丸く形を整える。
ひとまとめにして、丸く形を整える。

13発酵させる。

ボウルに入れ、ビニールをかけて発酵させる。25℃の室温なら50分。オーブンの発酵機能を使うなら、30℃に設定して40分~50分。
ボウルに入れ、ビニールをかけて発酵させる。25℃の室温なら50分。オーブンの発酵機能を使うなら、30℃に設定して40分~50分。

14発酵終了。

ひと回りほど大きくなったら、発酵終了。
ひと回りほど大きくなったら、発酵終了。

15カードで4等分する。

生地を手のひらで押して平らにし、カードで4等分する。
生地を手のひらで押して平らにし、カードで4等分する。

16丸く整える。

手のひらで丸く整える。
手のひらで丸く整える。

1715分ほど休ませる。

ぬらして固く絞った布巾をかけて、15分ほど休ませる(ベンチタイム)。
ぬらして固く絞った布巾をかけて、15分ほど休ませる(ベンチタイム)。

18麺棒で楕円形に伸ばす。

再び、手のひらで生地を押して平らにしたら、麺棒で楕円形に伸ばす。
再び、手のひらで生地を押して平らにしたら、麺棒で楕円形に伸ばす。

19切り目を入れる。

オーブンシートを敷いた天板に置き、水をつけたナイフで葉のような切り目を入れる。発酵後も切り目が残るように、生地が貫通するまで、しっかり切り目を入れる。
オーブンシートを敷いた天板に置き、水をつけたナイフで葉のような切り目を入れる。発酵後も切り目が残るように、生地が貫通するまで、しっかり切り目を入れる。
顔のような形に切り目を入れても面白い。

20最終発酵させる。

ビニールをかけて最終発酵させる。25℃の室温なら50~70分。オーブンの発酵機能を使うなら、30℃に設定して40分ほど。
ビニールをかけて最終発酵させる。25℃の室温なら50~70分。オーブンの発酵機能を使うなら、30℃に設定して40分ほど。

21最終発酵完了。

ひと回り大きくなって、ふっくらしたら最終発酵完了。
ひと回り大きくなって、ふっくらしたら最終発酵完了。

22200℃に温めたオーブンで15~18分焼く。

好みで表面にオリーブオイル(分量外)を塗って、200℃に温めたオーブンで15~18分焼く。網にのせて冷ます。
好みで表面にオリーブオイル(分量外)を塗って、200℃に温めたオーブンで15~18分焼く。網にのせて冷ます。

ガイドのワンポイントアドバイス

ピリピリっとした刺激には、やっぱり冷えたビールがいちばん!オリーブオイルをたっぷり塗って焼けば、ワインにぴったり!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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