高級マンション/高級マンション選び

この間取りの特徴と思われる点を7つあげよ。(3ページ目)

間取りの見方は人それぞれ。十人十色のライフスタイルがあるから当然のことだ。しかし、万人に共通したチェックポイントもある。91.32平米、3LDKの間取りを例に出題してみよう。図面を見て、いくつ特徴を指摘することができるだろうか。基本的な注意事項でも、意外に知らないケースが多い。この機会に間取りの見方を知っておこう。

坂根 康裕

執筆者:坂根 康裕

高級マンションガイド


2.奥行の広いバルコニー

次に、「バルコニーの奥行」。リビングダイニングや洋室の広さと比較すれば、相当な奥行を確保していることが想像できるだろう。実際には「3m」もの奥行きがある。間口と掛けあわせれば、20平米超のスペースになる。
91.32平米の3LDK、南向きの間取り

91.32平米の3LDK、南向きの間取り


バルコニーは共用部にあたるため購入面積には含まれないが、自分だけが使える有効な空間である(避難経路としての役割も持ち合わせている)。とくにリビングダイニングに面するバルコニーは、室外機置き場や洗濯物干場といった役割以外に、グリーンを飾ったり、小さい子どもの遊び場になったりと応用性が高く、視覚的なゆとりをももたらしてくれる。貴重なスペースだ。

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