ウォーキング/ダイエットウォーキングテクニック

ダイエットウォーキング初級編(痩せやすい身体作り)(2ページ目)

ダイエットウォーキングの初級編。日々の姿勢と上半身の使い方を見直す事で、燃焼しやすい身体を作りましょう。痩せやすく、リバウンドしにくい身体を!!

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド


赤い筋肉で脂肪を使う!燃焼しやすい背中作り!

筋肉には、白筋と呼ばれるものと、赤筋と呼ばれる筋肉があります。細かい説明は省きますが、簡単に言うと、白筋は瞬発力の筋肉。筋トレをする時に使うような筋肉で、肥大しやすい特徴があります。そして赤筋が、ウォーキングなどの持久運動や有酸素運動に使われる筋肉です。

赤筋は、呼吸のための筋肉を動かしたり、姿勢を維持する時など、普段自分ではあまり意識していない時でも働いてくれています。また、白筋のようには肥大しません。ですから、「鍛えた!」という実感がわきにくい筋肉でもあります。

そんなわけで、有酸素運動をしても白筋の筋トレでは無いので、「筋肉が付かない」「引き締まらない」と思われがちです。

ですが、この赤筋は、意識して使うようにすれば、より多くの脂肪を利用してくれるようになるのです。つまり、赤筋を意識した有酸素運動をすれば、まずは、運動中に脂肪が燃え、さらに赤筋が鍛えられて脂肪燃焼しやすい身体になる、という事です。そうなれば太りにくい、リバウンドしにくい、そんな夢のサイクルの身体が手に入るのです。

丸い背中はNG!赤筋を鍛える姿勢を身に付ける

赤筋は脊柱周辺で姿勢を維持する時にも使われています。
特に、肩甲骨周辺や背中に多いと言われていますので、
ウォーキング以外の時間でもしっかりと背中を意識した状態をキープしましょう。

筋肉がサボる丸い姿勢

筋肉がサボる丸い姿勢

左の写真をご覧ください。
普段、こんな姿勢で、
パソコンに向かっていませんか?
食事をしていませんか?
スマホをいじっていませんか?
それでけで、もう脂肪が付きやすい丸い背中になっているのです。


三角背中で筋肉が活発に!

三角背中で筋肉が活発に!

こちら、右の図は、背中が正しく意識された姿勢です。肩甲骨が引き寄せられ背筋が伸びています。
1、背筋を伸ばす。
2、肩甲骨を後ろに引き寄せるようにする。
3、ひじをを後ろに引く。

この状態を心がけた、座る・立つ・歩く、という日常生活を過ごすだけで、常に赤筋が使われ、脂肪燃焼力のある身体になるのです。背中の三角形を常に意識するようにしましょう。

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