ピクニックのおともに簡単ピタパン
ピタパンとは、中近東で食べられている薄焼きパンのこと。ふっくらと膨らんだ生地の中に、お好みで具材を詰めて頂きます。グラハム粉と黒ごまの生地も食べ応えがあり、朝食やランチ、ピクニックにもおススメです。
ピタパンの材料(5枚分)
ピタパンの作り方・手順
生地を作る
1:生地をこねる~発酵終了
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「基本の丸パン」の工程を参考に、生地の1次発酵までを終えます。
分割・丸め
2:分割をする

生地を二つに折り、綴じ目を上にして自分に垂直に置きます。この綴じ目を隠すようにもう一度手前から二つ折りにします。これを数回繰り返し、表面をきれいに整えていきます。
4:生地を丸める

片手で生地を軽く握り、クルクルと円を書くように左回りに手を動かし、生地を丸めていきます。その際、綴じ目が必ず下になるよう気をつけましょう。
ベンチタイム
5:生地を休ませる

生地を取り出し、閉じ目を下にして置きます。生地を軽く手で押さえ平らにし、めん棒を当てていきましょう。真ん中から下へ、真ん中から上へ、力を入れすぎないように円形にしていきます。
生地をひっくり返さず、閉じ目は下にしたままにします。仕上発酵
7:仕上発酵をする

布の上に成型した生地を置き、発酵しましょう。発酵ではビニール袋をかぶせたり、フワッとラップをかけたりして乾燥を防ぎましょう。35度で20分を目安に行います。約2倍に膨らんだら仕上発酵完了です。
焼成
8:めん棒をあてる

オーブンの中で1,2分経つと、生地がふっくらと膨らんできます。焼きあがったら素早くオーブンから出し、網などの上で冷ませば、ピタパンのでき上がりです。人肌に冷めたら、ビニール袋などに入れると良いでしょう。食べる時は半分にカットして、中に具材を詰めて頂きます。
ガイドのワンポイントアドバイス
生地は最初から最後までひっくり返さず、閉じ目は下にしたままで焼成まで終えましょう。閉じ目から空気が入り、パンが膨らみ難くなります。余熱の際、天板も一緒に200度に余熱をします。余熱には少し時間がかかりますので前もって余熱をすることを忘れないようにしましょう。天板は非常に熱くなっていますので、火傷には十分ご注意ください。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。