「ダイエット日記」のつけ方
記録するものは、ノートや日記帳でも良いですし、持ち歩いている手帳でもOK。インターネットや携帯サイトにあるアプリを活用するのもオススメです。自分に合った方法で、無理なく継続的に記録でき、随時確認できるものを選びましょう。食の偏りや傾向を把握!
まずは、「ダイエット日記」~食事編~です。以下の項目別に分かりやすく記入していきましょう。
1 いつ何を食べたか
三度の食事はもちろんのこと、間食、飲み物など、口に入れたものは全て記録します。
はじめは「カレーライス」「サンドウィッチ」など大まかなメニューを記録し、慣れてきたら詳しい原料まで書くと◎。(*例:カレーライス=ごはん、カレールー、牛肉、ニンジン、ジャガイモ、たまねぎetc……)
また、食べた時間と食べ終わった時間も記録していきます。
2 何をどれぐらい食べたか
食事の量も記録しましょう。
食品の重さを、グラムやカップで記録するのが理想。そのためには様々な食品を実際に計り重さを把握しておくことが必要です。さらに、だいたいのカロリーも記録するのがオススメ。その際は、市販されているカロリーブックや食品成分表を活用すると良いでしょう。
ただ、このような作業が面倒でストレスを感じるタイプの方は、「茶碗に軽く一杯」「中ぐらいのお皿に盛る」等でもOK。どこまで詳しく実践するかは、自分の性格などから判断しましょう。
3 何をどこで食べたか
どこで食事をしたのか?も、自分の食生活を知る上で重要です。
例えば、「仕事中にデスクの上で菓子パンを」「パソコンや携帯をしながらスナック菓子を」「キッチンで立ちながら夕食のつまみ食い」といったケースが多い場合は、間食やつまみ食いが多いということが分かります。
また、「レストラン」「居酒屋」といったケースが多い場合は、外食が多いため、カロリーや食事量がどうしても多くなってしまうことが理解できるでしょう。
4 食事中の感情と環境
食事中の感情はどうだったか? 例えば「空腹で」「イライラして」「達成感の後で」「なんとなく」等を書き込み、さらに食べた後の感情「満足した」「食べすぎで罪悪感」「幸せ」等も記録します。
以上のことで、自分がどのような感情のときに食べ過ぎてしまうのか等が把握でき、食欲をコントロールしていくうえで役立ちます。
また、食事中の環境「テレビを見ながら夕食をダラダラ」「パソコンや携帯をしながらお菓子をつまむ」「お風呂上りにビール」「家族と楽しくor口論しながら」等も記録します。
以上のことでも、自分がどのようなシチュエーションで過食に走るのかを理解し改善していくことができます。また、「食べたくないのに食べているただの習慣!?」が分かり、本当に食べたい食事を食べるために削るべき食事を明確に出来ます。
活動記録によって運動不足も判明!?
食事の記録だけでなく、毎日の活動記録をつけることで、自分がだいたいどれぐらいエネルギーを消費しているのかを知ることも大事です。
1 どれくらい歩いたか
例:「駅まで徒歩10分早歩き」「帰りは一駅分多く歩く」「週末ウォーキング20分」
2 生活習慣
例:「階段を利用する」「電車では座らない」「姿勢矯正を意識」
3 エクササイズ
例:「水泳、ヨガ、ピラティスetc○分」「スクワット、腹筋etc○回」
また、上記のような活動記録と併せて、「就寝・起床時間(睡眠時間)」「便通の様子」「肌の様子」「生理周期」「肩コリ、冷えなどの体調の様子」なども記録しておくと、ただ体重を減らすだけでなく、健康的に美しくダイエットしていく過程をじっくり観察することができます。
「ダイエット日記」を楽しく続けるコツ
最初にもお話したとおり、自分に合った方法を選ぶことが継続&ダイエット成功への一番の近道ですが、ブログを活用するのも楽しく続けられる一つの方法です。まずはどんなふうに記録していけばよいのか、いろんな人のブログ(*ダイエットで検索)を覗いてみるのもよいでしょう。
ほとんどのブログの場合、不特定多数の方が読んでくれますし、コメントなども交換できるので、ダイエットの悩み等を共感&共有することができます。また、常に誰かに見られているという意識から、ダイエット目標に向けてのモチベーションキープにも役立ちます。さらに、アクセス数が上がれば、よりやる気もアップしますし、写真をその都度アップすれば、見直す時にも分かりやすいと思います。
「ダイエット日記」便利サイト&アプリ
オススメの携帯アプリとサイトをご紹介しましょう。「計るだけダイエット」のアプリは、
「計るだけダイエット」便利アプリ
「eBalanceDiet」サイトでは、体重や体脂肪の推移が見られるのはもちろんのこと、食事の摂取カロリーや歩数を記録できたり(*食事カロリー検索も可能)、目標体重実現に必要な摂取カロリーを把握することもできるので、ゴールまでの目標が明確になってよいでしょう。
それぞれの特徴をチェックして、手軽&便利に使えるアイテムを使いこなせば、毎日にダイエット記録も楽しくなると思いますよ。
ダイエットを始める上でまず大切なことは、自分が太ってしまった原因を見つけ分析することです。そのための手段として、「ダイエット日記」は非常に有効といえるでしょう。
まずは1ヶ月、理想は3ヶ月以上続けることを目標に、「○○を食べたいから、ここの無駄を削ろう!」といったゲームを楽しむような気持ちで「ダイエット日記」を記録し、健康的なダイエットライフを送りましょう。