「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」モデルルームの出来栄え
「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」マンションギャラリー
ここに大人数を収容できる接客スペース、丸の内から湾岸エリア一帯を表現したジオラマ、巨大な建物模型、そしてモデルルームをディスプレイしている。モデルルームは標準タイプとして40平米台、70平米台、90平米台の3タイプを、そして天井高3メートル以上の47~49階プレミアムタイプのモデルルーム(150平米前後)の計4タイプ。
標準タイプのインテリアデザインは、三菱地所設計グループのメックデザインインターナショナルから、高級物件に実績の多い茂木・手塚両氏を起用。プレミアム住戸はリチャードマイヤー氏によるもので、非常に高級感のあるコンセプチュアルな仕上げ(もちろんそのまま購入することも可)になっている。
仮設のモデルルームは、リビングを拡大したセレクトプランを設ける場合が多い。とくに都心の高額系あるいは複数戸用意できるときはなおさらである。が、「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」の基準階用3タイプは、すべて標準プランを再現している。理由は「仕様の高さを実感してもらいたいから」(三菱地所レジデンス・大武麻子さん)だそう。
「上質なアーバンリゾート」を印象付けるエントランスアプローチ
さて、冒頭申し上げたこのマンションの見どころを説明していこうと思ったが、注目される背景や販売センターの説明だけで結構な文字量になってしまった。そこで建物の中身は、次回以降あらためて詳細版を記事にすることとしたい。とはいえ、1点だけ、魅力の一端をご紹介しておこう。リチャードマイヤー氏コンセプトデザインのエントランスアプローチである。「ザ・パークハウス晴海タワーズ」最大の特徴のひとつ、それは南方向に東京湾をのぞむロケーションだ。眺望の良さのみならず、前立てリスクが極端に低いことは資産価値としても魅力なのだが、この恵まれた立地に、上質なアーバンリゾートをイメージさせるエントランスアプローチを用意した。模型を見る限り、これまで見たこともない洗練されたしつらえだ。
直線だけで構成されたキャノピーや車寄せとは対照的に、曲線が際立つ水盤の水辺。白と緑のなかにあらわれる巨大な透明のエントランスホールは、遠目から認識でき、ホール左手のエスカレーターを上がれば、海に向かったロビーが出迎える。広大な敷地とロケーションを目一杯いかしたじつに優雅な演出である。完成が楽しみだ。次回はじっくりと建物の解説をおこなう。
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