注目のマンション「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」

「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」マンションギャラリー

「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」マンションギャラリー

いよいよ話題のマンションが明らかになる。「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」だ。このマンションは都市再生特別措置法に基づく、「東京臨海地域」における都市再生事業計画に認定されたプロジェクトである。地上49階建て、総戸数883戸。都内最大級のスケールだ。
規模以外にも見どころが満載。まずひとつは長期優良住宅認定マンションであること。これまでなんども触れてきたように、法律を新たに設けてまで、今後の日本における住宅の「長期的に最良な水準」を示し、減税制度も用意して誘導を試みたはずが、(一戸建ては順調に伸びる一方で)分譲マンションはほとんど適用例がなかった。そこに、技術力に定評のある三菱地所グループと鹿島建設が、おのおのその第一号にすると発表。品質にこだわる人にとっては、待ちにまったという感があるのではないだろうか。

次に、企画(設計)が三菱地所グループ(三菱地所設計)であること。これまで同グループは、都心やみなとみらい地区で高級マンションやタワーマンション、そして免震マンションを数多く手がけてきた。湾岸エリアでも「Wコンフォートタワーズ(東雲)」が実績としてあげられる。が、Wコンを供給して以後、豊洲や有明では三井不動産や住友不動産が個性的な建物を次々に竣工。そこで今回、どんな物件に仕上げたのか、自ずと関心も高まる。さらに、東京アメリカンクラブに隣接する「麻布台パークハウス」では世界的に著名な建築家シーザー・ペリ氏を共用部の設計デザインに登用。今回はリチャード・マイヤー氏を起用すると聞く。設計・デザイン面では二重に期待がかかる。
「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」の模型

「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」の模型

そして「震災後における湾岸エリアの超高層マンション供給」である。どのような防災対策を施しているのか、またこれまでと違った情報開示があるのか、否応なしに注目されるだろう。先行する「プラウドタワー東雲(野村不動産)」は、制振でも免震でもないが、いずれも採用しなかった理由をパネルで説明すると同時に、普段見ることのない基礎杭の径や防災備蓄倉庫の中身をわかりやすく展示。マンションの売り方がかわりつつあることを印象付けた。「安心・安全・技術力」を自負する三菱地所グループがどのような説明を用意しているのであろうか。

執筆者: 坂根 康裕