ヨガ/ヨガの基本

痩せる効果アリ!? ヨガの 呼吸法とポーズ

ヨガ大好きな人の中でも、呼吸の大切さがわからない……という人もいるかもしれません。しかし、呼吸は体を浄化し、心を安定させてくれる、ヨガと呼吸法は切ってもきれないもの。そこで今回は、チャレンジしやすい「痩せやすい体をつくる呼吸法・カパーラバティー」と「ウトゥカターサナ」をご紹介します。

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

ヨガで、なぜ呼吸が大切なのか?

呼吸法は体の内側から綺麗にしてくれる?!

呼吸法は体の内側から綺麗にしてくれる?!

ヨガと言えば、ストレッチのように体を伸ばしたり、柔軟性を生かしたポーズ(アーサナ)を取る事が目的のように思われがちですが、実は呼吸もとっても大切なんです。

なぜなら、ヨガは体と心と魂のバランスを取る生命科学と言われいるからです。

この3つのバランスを取るために編み出された独自の方法が、体を健康に保つために必要な運動=ポーズ(アーサナ)の練習。心にやすらぎをもたらす=呼吸法なのです。しかしながら、美を追求する女子は、早く引き締めたいという思いから、呼吸はどうしても後回しにしがち。

実は痩せやすい体を作り、美肌もゲット出来る呼吸法があるのです。今回はカパーラバーティの呼吸法と全身引締めポーズをご紹介します。

呼吸法カパーラバーティ

では、実際に痩せる効果も期待したい、カパーラバーティの呼吸法をご紹介します。カパーラバーティは、別名「頭蓋骨を輝かせる呼吸法」と呼ばれているほど、頭をスッキリさせ、集中力を高め、浄化作用の高い呼吸法です。強制的に息を吐く事で、肺の下に溜まった汚れた古い空気を吐きだし、酸素を含んだ新鮮な呼吸が入ってこれるように、肺にスペースを作り、呼吸器系全体を浄化します。

■やり方
1.あぐらなど、背骨がまっすぐ伸びる姿勢で座りましょう。

 

2.目を閉じ、口を軽く閉じ、自然な呼吸を繰り返し、呼吸を整えましょう。

 

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3.深く息を吸い、お腹を引っ込め、両鼻で素早く息を吐きます。

この時、お腹を腰の方に引き寄せ、腹筋をギュッと収縮させ、横隔膜を上げるように意識しましょう。

 
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4.吸う時は、お腹を緩め、吐いた息の反動で入ってきます。この呼吸を20回繰り返しましょう。

慣れてきたら、30回、40回と増やしてみましょう。


 
■効果:
  • 胃、心臓、肝臓、膵臓の調子を整え、消化能力が増す。
  • 腹筋を強化する。
  • 鼻孔の通りがよくなり、頭がスッキリする。
  • 顔の筋肉や神経をリラックスさせてくれる。

では、次に全身をスリムにする、ヨガポーズのご紹介です。
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