ステーショナリー・文房具/万年筆ブランドの歴史とフラッグシップモデル

パイロットの歴史と万年筆(2ページ目)

パイロットの歴史と、代表的な万年筆を紹介します。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

1世紀近くの英知を注ぎ込んだ本格派モデル

「カスタム845」5万2500円

「カスタム845」5万2500円

王道的な万年筆においても、繊細な書き味と斬新なデザインで人気を博した1955年発売の「パイロットスーパー万年筆」、1968年に発売されたショートタイプの「エリートS」、日本の文字のために開発した1971発売の「カスタム」シリーズなど、日本の万年筆の進化を牽引。“書く”という人間ならではの知的営みを支えることで、世界に名立たるブランドへと成長を遂げた。

ここでは、現在のパイロットを象徴する1本として、万年筆作り90年以上の歴史を継承する本格派コレクション「カスタム」の上位モデルに当たる「カスタム845」をピックアップ。エボナイトを削り出し、漆で仕上げた艶やかなボディは上質感で満ちている。手にしっとりと馴染む感触も独特で、書き手の想いを忠実に表現する大型ペン先も採用。安定性が高いスムーズな書き味は、銘品でしか体感できない。


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