ステーショナリー・文房具/万年筆ブランドの歴史とフラッグシップモデル

ラミーの歴史と万年筆

ラミーの歴史と、代表的な万年筆を紹介する。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

多彩な才能と共鳴して孤高のデザインを創出

創業者のカール・ヨセフ・ラミー

創業者のカール・ヨセフ・ラミー

ドイツの古都、ハイデルベルグで家族経営の独立企業として1930年に創立されたのがラミー。ただしブランド名としての「LAMY」は1952年にスタートしている。そして「ラミー 27」万年筆の登場によってその躍進性と先進性が広く知られることになり、確固たる地位を築いた。

さならる発展は1966年に訪れた。「ラミー 2000」の発売である。その時に創造された独特なラミーのデザインは、年間約600万本の筆記具を生産されるようになった今も根付いている。ドイツデザインを代表するブランドとして世界中でその名を知られているラミーだが、実はその多くは外部デザイナーとのジョイントプロジェクトによって生まれたもの。フリーランスのクリエイティブ精神と、社内でデザインに携わる者との考え方を融合し、刺激し合うことによって、さらなるクリエイティビティを生み出すことに成功している。

具体的には、「ラミー 2000」や「ラミー cp1」などはゲルト・アルフレッド・ミュラーのデザイン。また、「ラミー agenda」、「ラミー safari」、「ラミー AL-star」などはウルフギャング・ファビアン、「ラミー accent」、「ラミー 4pen」、「ラミー smile」はアンドレアス・ハーグによるものだ。さらに2008年には、日本人の深澤直人とコラボレーションして「ラミー noto」を発表。丸みを帯びた三角形の断面形状を持つ、ユニークで手馴染みの良いデザインで話題を浚った。ほかにも多才なデザインナーとジョイントし、唯一無二のデザインを生み出してきた。


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