「スピードハックス」、「チームハックス」、「ライブハックス」の著書をはじめ、仕事を楽しくする研究日誌「シゴタノ!」の運営など、仕事術で有名な大橋悦夫さん。
大橋悦夫さん スピードハックス
大橋悦夫さんの代表的なハック系著書

大橋さんとは、以前「Life Hacks PRESS vol.2」という本の企画で対談させていただいて以来のおつきあい。ハック系ご専門ということで私はてっきりデジタル系というイメージを大橋さんに持っていたのですが、実は文具をはじめアナログツールも愛用されている方でもありました。しかも、大橋さんがお使いの文具には、ひとつひとつ何故それを使っているのかという明確な理由があり、独自の使い方を編み出されています。そこで、大橋さんのオフィスにおじゃまして、その文具術をお聞きしてみることにしました。

■今やハック系のビジネス書、そしてWeb などでご活躍ですが、大橋さんの現在に至る経緯をお話いただけますでしょうか。

もともと SE (システムエンジニア)としてある会社で働いていました。 プログラミングをすることに加え、仕様書とよばれるプログラムの設計図も作っていました。その会社には4年勤めました。そして、ある思いを胸に独立することを決意しました。その思いとは「文章を書く仕事がしたい。」というものです。
大橋悦夫さんオフィス
気持ちよく光が降り注ぐ明るいオフィス空間


■SE から文章を書くという流れはちょっと意外な感じがしますね。

そうでもないんですよ。 SE の時に、書いていた仕様書などはお客さんにいかにわかりやすくプログラムの内容を伝えるかということが求められます。また、仕事の中でも相手の言っていることを正確にとらえ、それを明文化するということを日々やってきました。ですので、 SE と文章を書くと言うのは結構結びつきが深いものなのです。


■独立されてどんな文章を書かれていたのですか。

そうは言っても、やはり専門はコンピューター系ですので、当時テクニカルライターとして、クライアント向けに商品のマニュアル作りをやっていました。マニュアルだけでなく、プログラミングもできましたので、クライアントからは結構重宝がられました。そうした仕事をしていく中で、こんなふうに仕事すればはかどるということが自分の中でいくつかたまっていきました。せっかくのそのノウハウをちゃんと残そうと思い、ブログを作りました。それがきっかけとなって現在の「シゴタノ!」に繋がっていったのです。