北京/北京の観光・世界遺産

天壇公園/北京(4ページ目)

天壇は北京の必見スポットとして毎日大勢の人で賑わっているわけですが、天壇はただの観光地ではありません。いにしえの皇帝が天と交信をするために造られた“聖地”なのです。そのため、いくつかの不思議スポットも存在!ここではそんな天壇の魅力を一挙ご紹介します!

鈴木 晶子

執筆者:鈴木 晶子

中国ガイド

天壇公園の見所

天壇

気の遠くなるような広大な敷地。観光は歩きやすい靴で挑もう!

双環万寿亭

双環万寿亭の一角。途中休憩を入れられるぐらいの余裕あるプランニングを!

天壇公園には多くの見所があり敷地も広大なので、すべてを廻るには早足でも半日は必要。観光時間に制限のある場合はメインスポットの圜丘壇、皇穹宇、祈年殿を中心に、時間の許す範囲でほかの場所をプラスしていく……というふうにプランニングしてみてください。

参考までに、各スポットをAランク、Bランク、Cランクに分けてみました。あくまでガイド自身の判断ですので、最終的なプランニングは各スポットの紹介を読んでから決めてくださいね。

■Aランク
  • 圜丘壇&皇穹宇
  • 丹陛橋&具服台
  • 祈年殿&皇乾殿
  • 七十二長廊&七星石
■Bランク
  • 双環万寿亭
  • 斎宮&神楽署
■Cランク
  • 南神厨院/南宰牲亭
  • 北神厨院/北宰牲亭

見学の順番

天壇

迷った時は三重の屋根の祈年殿が北側、ということを思い出して!

天壇公園には東西南北4箇所に門がありますが、南門から入って南神厨院/南宰牲亭を見る場合は、圜丘壇に行く前に東南部にある南神厨院/南宰牲亭を先に見学しましょう。それから圜丘壇へと進み、そこからは真っ直ぐ北に進んで行きます。皇乾殿まで見たら、東側にある七十二長廊&七星石、南神厨院/南宰牲亭を見学。そして、双環万寿亭、斎宮、神楽署と見学し、西門から出る、というのがスムーズな順序となります。

1.南神厨院/南宰牲亭(非公開・外観のみ)

南神厨院

観光シーズンでも人がほとんどいない。静かな時間が楽しめる

南宰牲亭

南宰牲亭。南神厨院の東側に並ぶように建っている

圜丘壇の東側に位置。しかし、圜丘壇に別途チケットを渡して入ってしまってからここを見ようとすると、かなり遠回りすることになるので、南門から入ったらまずここの見学を。

圜丘壇で祭事が行われる前に南神厨院で様々な祭具が用意されました。宰牲亭はいけにえの動物を殺したところ。

現在、非公開で中には入れませんが、外観を見ることは可能。メインのスポットが華々しくリニューアルされている中、改装されていない昔のままの姿で残されている貴重な場所。
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