自然いっぱいのフィンランド
フィンランドの食事を調べていると、自然の恵みをそのまま食卓に出している印象があります。昔の日本の食卓に通じるものがありますよね。日本は世界各国の料理が手軽に食べられるようになりましたが、フィンランドは食に対しては保守的。昔の味が、今も引き継がれています。私たち日本人も学びたいものです。「自然の恵みをそのまま伝える食卓」は、まさに離乳食にはぴったりと言えますね。「KIISSELI(キーッセリ)」とは、片栗粉かコーンスターチなどでトロミをつけたジュースに、ベリー類を加えたフィンランドの代表的なデザートです。トロミ具合はゼリーやプリンよりずっとやわらかく、葛湯のような感じです。作り立てのほんわか暖かいものを食べるも良し、冷蔵庫で冷やしておいても良しです。子供から大人まで食べられるデザートです。今回は、赤ちゃん用なのでジュースではなく水で作って、薄味に仕上げました。
りんごのキーッセリの材料(赤ちゃん2-3皿分)
りんごのキーッセリの作り方・手順
りんごのキーッセリの作り方
1:

小鍋で分量の水を沸かし、沸騰したら大さじ1程度の水(分量外)で溶いた片栗粉を加えダマが出来ないようよく混ぜます。
2:

りんごはすりおろし金などですりおろします。(写真はチーズおろし器)
3:

1が葛湯のようなトロミがついて透明感が出てきたら火から下ろし、2のりんごを混ぜてできあがり!! 人肌程度に冷まして赤ちゃんにあげてください
1歳以降であれば、水ではなく100%りんご果汁などで作ってもいいでしょう。
1歳以降であれば、水ではなく100%りんご果汁などで作ってもいいでしょう。