ベーキングパウダーで作る簡単パン! ソーダブレッドと生バター
バターミルクは牛乳からバターが作られるときに分離した水分です。生地をふくらみやすくする乳酸菌が入っていて、日本でも口どけのいい、やわらかな“バターミルクパンケーキ”が知られていますね。ただ、日本でバターミルクは手に入りにくいので、今回のレシピでは水とヨーグルトを混ぜ合わせた配合にしています。また、ふくらみやすいようにベーキングパウダーとベーキングソーダを入れていますが、なければベーキングパウダーだけでも。
おまけは生クリームで作るフレッシュバター。生クリームはずっと泡立てていると分離し、バターができます。分離した水分がバターミルクなので、これをソーダブレッドに使ってもいいですね。できたてのバターはやわらかく、ハーブやナッツなどを入れたオリジナルなフレーバーに仕立てることもできます。
ソーダブレッドの材料(直径約15cm、1個)
ソーダブレッドの作り方・手順
ソーダブレッド
1:あわせてふるう。

2:全粒粉を加えて、よく混ぜる。

3:黒ごまを加えて、よく混ぜる。

4:水とヨーグルトをよく混ぜ合わせる。

5:ざっくりと混ぜ合わせて、まとめる。

6:軽くこねる。

7:表面がなめらかになったら、こね終わり。

8:上から全粒粉(分量外)少量をふる。

9:包丁で十字の切り目を入れる。

10:200℃に温めたオーブンで約25分焼く。

フレッシュバター
11:力強く泡立てる。

12:カッテージチーズのような状態になるまで泡立てる。

13:ガーゼに包む。

14:水気をキュッと絞る。

15:冷蔵庫で保存する。

ガイドのワンポイントアドバイス
焼き立てにバターとはちみつをかけて、ミルクティーとともに朝食にするのがおすすめです。ソーダブレッドが生まれたアイルランドでは、羊肉と野菜を煮込んだアイリッシュシチューと合わせるのが定番だけど、ビーフシチューなどトマトベースのシチューやスープ、煮込みと一緒に食べてもおいしい!