リーダーシップ/モチベーションアップさせるリーダーシップ

5W1Hを使ってモチべーションUP(2ページ目)

5月病という言葉があるように、GW明けの5月中旬になると、イマイチ気合いが入らなかったり、モチベーションが上がらない人もでてくるかと思います。そこで、モチベーションを維持し、向上させることを考えてみたいと思います。

藤田 聰

執筆者:藤田 聰

キャリアプラン・リーダーシップガイド

ビジョン・目標を持つだけでモチベーションが高まる 

ビジョン・目標が明確な人はこんな表情はしないものです。

ビジョン・目標が明確な人はこんな表情はしないものです。

モチベーションを維持する最も直接的な方法が、モチベーション自体を上げることです。そのための最も有効な方法は、ビジョン・目標を明確化することです。

自分の人生で充実していた時期を思い出してみてください。自分で決めた目標達成を目指して毎日を過ごしている時期は、忙しくともハリのある日々を過ごせていたのではないでしょうか。そのハリこそモチベーションが高い状態のことを示しています。

何かを目指すこと、つまり「目的意識」を持って行動することで、自分の行動の1つ1つが「目指すべき目標・到達点」につながっていくことが感じられ、やる気がさらに喚起されていきます。ビジョン・目標を持つということはそれだけでモチベーションを高める効果があるのです。
 

「お金持ちになりたい」だけではモチベーションは上がらない

しかし、「部長になりたい・役員になりたい」や「お金持ちになりたい、高い車が欲しい」というような漠然としていて抽象的な目標では、持続力のあるモチベーションにつながりません。一時的に上がってもすぐに冷めてしまいます。

そこで大切なことが、ビジョン・目標を明確化するということです。世の中で成功しているといわれている人々に共通していることは、他の人々よりもより具体的な目標や自分の将来像を抱いているという点です。

これは世界的に有名な、成功哲学の祖であるナポレオン・ヒルの成功哲学の3原則の中でも1番目に提唱されています。ナポレオン・ヒルは鉄鋼王アンドリュー・カーネギーに依頼されてアメリカの成功者や大富豪を研究し、成功のための哲学を打ち立てた人物です。

彼によると成功者や大富豪に共通する3原則があります。

  1. 目標の明確化
  2. 余計に仕事をする習慣
  3. 絶対にやる、絶対にできるという揺るぎない信念

の3つです。

彼の提唱する成功哲学を要約すると「明確な目標を立て、綿密な行動計画を作り、揺るぎない信念を持って忍耐強く取り組むこと」が重要だということです。

よく野球選手は「3割30本30盗塁」と目標を定量化したり、前述したように、ワタミの社長である渡邉美樹氏も「夢に日付をつけなさい」と自分の目標に日付をつけて具体化することの有効性を説いています。成功している人ほど定量化されて期限まで設けられた具体的な目標を持っています。

ビジョン・目標を明確化することには
  1. 成功イメージ・到達点が具体的なため、その達成に向けての戦略も具体化される
  2. 戦略実行のプロセスで、自己評価しやすい(進捗状況管理・成長実感を得やすい)
の効果があります。

上記の1、2によってモチベーションのアップダウンの波を小さく抑えられるのです。方向性がしっかりと定まることによって自分の行動にブレがなくなり、労力と時間の無駄を減らすことができます。目標の具体化は、モチベーションを高く長く保つ上で一番重要なことです。

次のページでは、5W1Hの明確化された行動について考えていきます。
 
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます