京都グルメ/京都のイタリアン

イル パッパラルド(2ページ目)

京都を代表するピッツェリア「イル・パッパラルド」。薪釜で焼かれるピッツァは小麦の香ばしさ漂う逸品! 春の観光シーズンには是非とも訪れたい一軒ですね。

執筆者:麻生 玲央

ランチコースから御紹介

サバとういきょうのサフラン風味シチリア風スパゲッティ

サバとういきょうのサフラン風味シチリア風スパゲッティ

ランチコースは3種類あり、1500円・2500円・3800円となっています。共通しているのはプリモピアットの種類で、どのコースでもピッツァかパスタ料理の中から好きな料理を選べるプリフィクス。もちろん、単品でもオーダー可能。また、ピッツァはニンニクや半熟卵などの追加トッピング(別料金)もあり、好きな組み合わせも楽しめるシステムとなっています。

・前菜
前菜

まずは鮮やかなサラダが供される

ランチコースの前菜から、クルトンと玉子がたっぷりと乗ったミモザ風サラダが登場。この彩りの鮮やかさが何とも春らしく、何とも気分を明るくしてくれるよう。


・プリモピアット
菜の花とアサリを使ったボッタルガのスパゲッティ

菜の花とアサリを使ったボッタルガのスパゲッティ

この料理は単品(または追加料金)でオーダーできるメニューの一つ「春らしく菜の花とアサリを使ったボッタルガのスパゲッティ」。パスタが見えないくらい気前良く盛られたアサリと、菜の花の青い風味がボッタルガと絡み合い、魚貝の旨味が円やかに拡がる繊細な味わいが印象的。また、定番パスタに季節感を付与するセンスが京都らしい魅力です。


・ピッツァ(ビアンカ)+自家製サルシッチャをトッピング
ピッツァ

ビアンカ+自家製サルシッチャをトッピング

ピッツァはもちろん焼きたてアツアツが運ばれてきます。生地を噛みしめた時に、ふわりと舞う小麦粉の優しい香り。程良く効かせた塩味が粉の旨味を引き立て、焼きたての香ばしさが食欲を一層ソソらせるのです。

ビアンカ(モッツァレラ&パルミジャーノのW チーズ)に自家製サルシッチャの旨味が加味されたピッツァは、土台となる生地と一体と化し、とても豊潤な味わい。W チーズ+サルシッチャとは、とことん濃厚な組み合わせですが、これぞピッツァの醍醐味でしょう。ベジタブルなピッツァもいいですが、肉食派の若い人には、こういった組み合わせもオススメ。


京が誇るピッツェリア

カップ

コーヒーカップも可愛い

京都を代表する観光名所にありながら、落ち着いたロケーション。席間も工夫されており、窓からの日差しも心地良い。「女坂」を行き来する赤いバスを眺めながら寛ぐ午後のピッツァランチは、いつ来ても華やかな気分にさせてくれます。

ここ数年で関西にも美味しいピッツァを出す店は増えてきましたが、それでも、やはりここは特別な魅力と存在感があります。ピッツァを食べたい時だけではなく、「イル・パッパラルド」で食事をしたいから、ここに来る。そんなリピーターも多いことでしょう。

不動の人気店というものは、単に美味しいだけではなく、食べ手を楽しくさせる何かを持っているものだと、改めて実感したランチでしたね。


<DATA>
・店名: Pizzeria IL PAPPALARDO
・所在地:京都市東山区妙法院前側町451-1
・アクセス:京阪電鉄「七条駅」徒歩約10分
・地図:Yahoo!地図
・TEL:075-533-3330
・営業時間:11:30~14:30(LO)、17:30~21:00(LO)
・定休日:火曜日・不定休あり
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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