くびれを作る歩き方! くびれの秘密は「ろっ骨」にあり
くびれの秘密は肋骨
「くびれ」。それは女性が憧れる言葉。
どんなに痩せていても、くびれの無いメリハリの無い身体では、満足できないものですよね。でも、腹筋してもねじっても、なかなか理想のくびれにならない……。
そんな事ってありませんか?服の下でごまかしてきたけれど、実はくびれが無くて夏は憂鬱……ひっそりと悩んでいる方も多いはず。
でも、大丈夫。正しい姿勢でのウォーキングは、その憧れのくびれを手に入れる事ができます。そう、運動強度が低そうなウォーキングですが、実はくびれ作りにはもってこいなんです。
そもそも、くびれとは?
そもそも、くびれとはどのようなものでしょう?
私達の上半身には、心臓や肺などを守る骨、「肋骨(ろっこつ)」があります。
そして、下半身である腰に「骨盤」があります。
その、「肋骨と骨盤の間」にくびれは存在ます。
肋骨と骨盤の間がくびれ
この図解をご覧ください。
肋骨と骨盤の間に、骨の無い空間があります。
この空間が、くびれです。
ところがこの空間は、日常の姿勢が悪いと、肋骨が下に落ち、骨盤との間がゆるんでつまってしまいます。そうなると、くびれ可能な範囲が狭くなり、くびれが出来にくくなるのです。くびれを効果的に作るには、この空間を保ちながらエクササイズする必要があります。
つまり、正しい姿勢でのウォーキングは、
1、肋骨の位置が保たれるので、くびれ空間を確保できる
2、有酸素運動による脂肪燃焼効果でお腹周りがすっきりする
という、相乗効果があるわけです。
ウォーキングのポイント
まずは基本の正しい姿勢で歩く事が大切ですが、その中でも特に注意すべき点は、腹筋を意識して肋骨を引き上げておく事です。肋骨の位置で、どれくらいウォーキングに差が出るか比較してみましょう。
姿勢が悪く肋骨が落ちている
腹筋がゆるみ肋骨と骨盤の距離が近くなっています。これでは本来くびれるべき空間が狭くなり、詰まってしまうため、くびれにくい身体に。腹部が圧迫され下腹もポッコリと出やすくなります。視線も落ち、歩幅も小さくなりがちなので、ウォーキングによるカロリー消費も減少します。
肋骨と骨盤の距離が保たれている
腹筋で肋骨を引き上げて、骨盤との距離が広くなっています。更に、肋骨が床と水平で腹部の空間の圧迫がなくつまりが解消されているため、くびれ作りに効果的な状態です。
上のNG写真と比べると、下腹もスッキリ。
視線も真っ直ぐになり、脚も踏み出しやすくなるため、ウォーキングによるカロリーの消費効果もアップします。
このように、腹筋を意識した正しい姿勢は、肋骨を正しい位置に保ち、
くびれやすいウエスト空間を作ってくれるのです。
次は、もっと積極的にくびれたい方に、
オフィスでもできる簡単エクササイズの紹介です。
オフィスでも楽々!簡単エクサでくびれゲット
このエクササイズは椅子に座った状態で行うので、いつでも簡単にできます。身体を真っ直ぐにして
2、両腕を真っ直ぐ耳の横まで上げて、頭上で合わせます。(肘が曲がらないように)
この時、肋骨のラインと身体の中心線が、十字となるように姿勢を意識しましょう。
上半身の十字をキープしたまま
4、吸いながら正面へ。
5、吐きながら左へねじります(8秒キープ)。
左右5回行います。
ポイント:身体の中心線がくずれないように意識しましょう。
中心がずれて効果が下がります
膝が上半身に引っ張られ、身体の中心線からずれています。肋骨も床と水平を保てず、ゆるんでいます。
右や左にどれだけ動かせるか、というエクササイズではなく、十字ラインを意識したままで動ける範囲で行いましょう。
くびれは日常の姿勢が作る
正しい姿勢でくびれを手に入れよう
くびれのためのハードなエクササイズは、効果が高い事はもちろんですが、それは日常生活で、くびれを作るための「肋骨と骨盤の空間」をキープしてこそ得られるのです。
姿勢の悪い状態で日常生活を送るということは、そんな頑張りを無駄にして、くびれる可能性を自分自身で邪魔しているようなもの。そんなのもったいない!
正しい姿勢で歩いて、肋骨の位置を引き上げて、女性らしいくびれを手に入れましょう!
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