住戸の選びなおしは、
住み心地に大きな差が生じないことが前提
もし、あなたが条件の良い10階の南東向き住戸3760万円を選んで予算オーバーだとすれば、標準住戸もしくはそれよりも条件の劣る住戸、たとえば、同じ向きの5階住戸3560万円に変更することで200万円の予算オーバーを解消することができます。
ただし、選びなおしを決断するには、10階と5階とでは、日当たりた騒音などの住み心地に大きな差が生じないことが前提となります。あまり影響がないとしたら、人気も価格も高い住戸ではなく、少し条件が劣るけど、さほど住み心地に違いが生じない5階住戸を選び、予算内にとどめるとよいでしょう。
逆に、住戸を選びなおすと、住み心地が著しく低下する場合、もしくは、もともとそのマンション内で価格の安い住戸を選んでいる場合、または500万円以上の予算オーバーなら、立地そのものを変更する必要が出てきます。その場合の対処方は、また次回で。
【関連記事】
・住宅の相場感を養うコツ
・あなたに合うマンションタイプの見分け方 1
・あなたに合うマンションタイプの見分け方 2