ガチャポンを使って売上を上げる回転寿司チェーン
回転寿司チェーンで実施されている意外なマーケティングとは? |
このガチャポンは、空になったすし皿を回収箱に入れると自動的に何枚食べたかを計測し、5枚ごとにミニゲームが始まって、当たりが出れば、ガチャポンからキーホルダーが出てくるという仕組みになっています。キーホルダーと言ってもすしのネタをかたどった子供向けのキャラクターなので大人だけで飲食する場合はその効果は定かではありませんが、子供のいる家庭では効果てきめんです。この回転寿司チェーンを訪れると、必ず少し無理をして5の倍数までお寿司を食べることになります。
このサービスは、今お伝えしたように基本的には子供のいる家庭向けの顧客単価をアップさせるマーケティングになります。より顧客単価をアップさせたいと思えば、家族向けと大人向けの専用席を作って、大人向けのガチャポンには宝くじなどを入れておくと、効果が高くなるのではないでしょうか。
いずれにしろ、ガチャポンを使って顧客単価を増やすマーケティング施策を実行しているレストランと言うのは珍しい。非常に面白い試みと言えるでしょう。
他にも回転寿司ではあまり見かけませんが、外食産業においては1回あたりの顧客単価を上げるマーケティング施策にセット料金という方法があります。これは、ランチセットなど通常単品で頼むよりも割安になる価格をセット料金して設定して、顧客単価を上げていく手法です。
このように、売上を上げていくマーケティング施策と言うのは様々な方法がありますが、あなたの会社はどのようなマーケティングを行って売上単価やリピート率をアップさせているでしょうか?
他の業界の事例を参考にしながら、マーケティングを考えていくと自社にとって意外な売上を上げる方法が見つかるのではないでしょうか。
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