プレゼンテーション/効果的なプレゼンテーション

自己紹介プレゼンは3つのCで考えよう(2ページ目)

自己紹介のプレゼンを行なうときに忘れてはならない3つの視点、ご存知ですか?3つのCとしてその視点をお教えします。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

視点に欠けたプレゼンテーションの例

Company(自分)の視点が欠けたプレゼンは「自分でない誰か」を演じるプレゼンです。すごく内向的な人が「私は周りの人たちと自然と仲良くなることができる活発性がウリです」と言ったらどうなるでしょうか? たとえそれで面接がうまくいったとしても、その会社で働くことが幸せにつながるかどうかは疑問です。だって、面接を通じて「自分ではない誰か」を期待されているわけですから。

Customer(聞き手)の視点がないプレゼンは「ひとりよがり」なプレゼンになってしまうでしょう。自分らしい独自エピソードとしてインド長期旅行の話をしたとしても、聞き手がそれに価値を感じなければ全く意味はないわけです。

Competitor(ライバル)の視点がないプレゼンは「画一的でトンガリのない」プレゼンになる可能性が高まります。「学生時代、私はテニスサークルの活動を通じて努力することの重要性を知りました」などと言ったところで、「ほかの人から同じようなことを聞いたな」という印象で終わってしまいかねません。


さて、最後にまとめです。3Cに視点は、1つ1つ取ってみれば、特に変わった話はありません。大切なのは3つを包括的に押さえることであり、複数の視点を常に忘れないことが重要なのです。
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonでプレゼンテーションの書籍をチェック!楽天市場でプレゼンテーション関連の書籍をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます