コーチング/コーチング基本知識

コーチングの基本2 個別対応する(2ページ目)

コーチングの3原則の2つめは「個別対応」。人は一人ひとり違います。その違いを知り、適切に個別対応することでコミュニケーションは円滑になり相手のパフォーマンスは上がります。

平野 圭子

執筆者:平野 圭子

コーチングマネジメントガイド


4つの感覚を活かした学習スタイル

コーチング三原則
学習する際の優位感覚を知れば、学ぶスピードが上がる
学習スタイルを知る上で、あなたが聴覚、視覚、言語感覚、触覚のどの感覚を通して物事を認識する傾向があるかを見ていきます。あなたにとって効果的な学習方法のヒントを得ることができます。

次の質問項目で、チェックが多い項目はABCDのどれですか?
A
□ 教科書の資料を読むよりも、講義を聞くほうが頭に入る
□ 大声で読むと理解しやすくなる
□ 言葉で伝えられたことをそのまま繰り返すことが簡単にできる
□ 相手の声の調子や言葉に反応しやすい

B
□ 頭の中でいろいろ考えている時間が多い
□ 意味が通るかどうかにこだわる
□ 新しい事実やデータを関連づけたり、理解したりすることが得意
□ 自分の気持ちは言葉の選び方で最もよく表現している

C
□ デモンストレーションやテキストを見るより、自分自身で体験することを好む
□ 実際に動いてみたり調べたりすることによって理解する
□ 手を使った仕事をしたり、モノをつくったりすることが好き
□ 話をしているときは、常に激しく手を動かしている

D
□ 後で思い返すために、メモをとっておく習性がある
□ イラストや図を利用することによってうまく記憶することができる
□ 話を聞くときは、話している人の顔や表情や身振り、手振りを見る
□ 口頭で言われたことより書面の指示のほうが従いやすい

各カテゴリーで該当するものがもっとも高かったものが、あなたの学習における優位感覚です。その優位感覚とは次の4つです。

A. 聴覚系
B. 言語感覚系
C. 触覚系
D. 視覚系

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