プロ直伝!絶品フォンドボーの簡単ひと手間人気レシピ
フォン・ド・ボーとは、仔牛の骨や肉、香味野菜から時間と手間をかけて作る、レストランの味の軸となる、洋風だしのこと。これを肉料理の煮込みやソースに使うことで、フランス料理ならではの奥深い味が作り出されます。 さすがに美味しいものでも、家庭で骨を煮込んで……とはなかなかいきません。そこで、ソースの達人として名高い、中野寿雄シェフに「缶詰フォン・ド・ボーを絶品にかえるひと手間レシピ」を教えていただきました。これで私達の料理もレストランの味に近づけるはず!
フォン・ド・ボーひと手間レシピの材料(2人分)
フォン・ド・ボーひと手間レシピの作り方・手順
ひと手間フォン・ド・ボーの作り方(所要時間:40分)
1:切る
トマトはくし切りにし(横半分でもOK)、マッシュルームは指でつぶします。
2:煮る
鍋に、缶詰フォン・ド・ボー、トマト、マッシュルームを入れ、弱火で約30分、コトコト煮ます。
途中、アクや脂をしっかり取り除きます。 多少煮詰まりますが、煮詰めすぎないよう注意!3:こす
細かい網やザルで、キレイにこします。
これで臭みがとれ、トマトの風味が加わった、プロの味に近いフォン・ド・ボーが出来上がります。4:凍らせる
製氷皿や型に入れ、凍らせます。
写真では、お菓子作りに使うシリコン型を用い、使いやすいよう50cc単位で凍らせています。5:完成
しっかり凍ったら、型から取り出し、チャック付きビニール袋で冷凍保存します。2~3ヶ月は保存可能です。
フォン・ド・ボーはビーフシチューやハヤシライス、ハンバーグソースなど、煮込みやソース作りに活躍してくれます。
フォン・ド・ボーはビーフシチューやハヤシライス、ハンバーグソースなど、煮込みやソース作りに活躍してくれます。
ヒレステーキの作り方(所要時間:15分)
6:下ごしらえする
肉に塩こしょうをします。たまねぎをみじん切りにし、マッシュルームを5~6ミリ幅にスライスします。
7:肉を焼く
フライパンに、バター10gとオリーブオイルを入れ、中火で肉を焼きます。
肉の焼き加減はお好みでどうぞ。 焼いた肉はアルミフォイルで包み、保温をしながら火を通します。
肉の焼き加減はお好みでどうぞ。 焼いた肉はアルミフォイルで包み、保温をしながら火を通します。
8:野菜を炒める
キッチンペーパーで拭ったフライパンに、バター10gを加え、中火でたまねぎ、マッシュルームを炒めます。
赤ワインを加え、アルコール分を飛ばすよう、沸かせます。
赤ワインを加え、アルコール分を飛ばすよう、沸かせます。
9:混ぜる
冷凍のフォン・ド・ヴォーとはちみつを加え、ひと沸きしたら、生クリームを加え、火を止め、混ぜます。
ここで味をチェックし、お好みにより塩こしょうで調整してください。10:完成
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。