神戸市御影
神戸市東灘区に位置する御影。神戸市の東に位置する。
兵庫県のおすすめエリアレポートの第11回は、神戸市の「御影(みかげ)」をご紹介しましょう。「阪急・阪神が統合?沿線を比べてみると…」でもご紹介したように、阪急神戸線と阪神本線と両方の駅がある「御影」は、阪急と阪神の沿線カラーの違いがよくわかるエリアです。

神戸のモダンさが漂うエリアから、下町情緒あふれる市場までが揃うこのエリアの魅力をご紹介しましょう。

三宮へ10分。神戸市内でも有数の便利さ

御影路線図
阪急神戸線、JR神戸線、阪神本線の3路線が平行に走る阪神間。この中でも「御影」は、阪急と阪神に駅がある。神戸・大阪の両方面へアクセスができる。

「御影」は神戸市東灘区に位置し、灘区と芦屋市とに隣接しています。同じ東灘区では、閑静な住宅街と学生の街「岡本」で紹介した「岡本」があります。この「岡本」は「御影」の東隣にあるエリア。駅でも一駅という近さです。また、灘区になりますが山と海に囲まれた街「六甲」で紹介した「六甲」も「御影」の西隣のエリア。今回ご紹介する「御影」は、「六甲」と「岡本」の間の街です。

この「御影」エリアは、阪急神戸線と阪神本線の駅が徒歩圏内という珍しい地域。この2路線の駅が歩けるエリアは、あまりありません。この間にJR神戸線が通っていますが、最寄り駅は「住吉」。この住吉駅は、「御影」エリアより少し東に位置しています。

阪神御影駅
阪神御影駅前。バスターミナルからは、六甲方面へのバスが発着している。
「御影」からは、阪急神戸線、阪神本線どちらを使っても三宮や梅田に直接アクセスすることができます。特急列車が止まる阪神本線のほうが少し早いようですね。三宮まで阪神で6分、阪急で10分。梅田までは、阪神で23分、阪急では「西宮北口」で特急に乗り換えて約25分といったところです。

いずれも、三宮へのアクセスのよさが際立っていますね。梅田にも25分程度で行けるので、ショッピングや通勤・通学にはどの方面にも便利がいいですね。


神戸でも有数のケーキショップ激戦区

阪急御影
阪急御影駅前。駅前は、車の乗り入れもなく静か。個人商店などが数店舗あるだけ。
この「御影」には、有名なケーキやベーカリーショップがあることでも知られています。特に阪急御影駅周辺には、遠く大阪などからも来店している人がいるほど。このエリアに店を構え、大阪や東京のデパートに進出しているショップも数多くあります。

御影という狭いエリアの中に、有名なお店がたくさんあるのも理由がありますよ。それは、この周辺の住民の暮らしぶり。ちょっとしたデザートにも、こだわりのケーキ類を求める人たちが多くいます。また、自分の好きなパンを、焼きあがりの時間にあわせて買い求める人なども。周辺エリアには、こだわりを持った暮らしを楽しんでいる人たちが多いようです。


市場や小売店で賑わうエリアも

阪急御影
阪神御影駅前の御影市場「旨水館」。昔ながらの対面販売で買物を楽しめる。
ハイソな雰囲気の阪急沿線とは反対に、阪神沿線は下町情緒があふれる活気に満ちた街並みです。阪神電車の高架下には「御影市場 旨水館」があり、対面販売のこだわりのお店が並んでいます。「あの店のお肉が欲しい」といった買い物客で賑わっています。

また、阪神御影駅の南側には、スーパーや飲食店などがあり、こちらも買物客で賑わっています。「特価」などの看板が目立ち、他エリアより物価が安いような雰囲気です。 こだわりのスイーツなどが売られる阪急沿線から、物価重視の阪神沿線まで、幅広い買物がカバーできますね。


期待される阪神駅前再開発

阪神御影
阪神御影駅前から北を望む。バスターミナルのむこうに見えるのが再開発エリア。
また、阪神本線御影駅前の再開発も注目されています。駅前にある神戸市立御影工業高校の跡地を利用したこの計画は、神戸市最後の大型再開発ともいわれています。

約2.5ヘクタールの規模の開発となり、駅前としては大規模なものとなります。 阪神百貨店や飲食店などの商業施設と、50階建てのタワーマンションが建設される予定だとか。駅前立地の利便性をかねそなえたこれらの物件。 これから、目が離せませんね。


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