すべての生活環境が徒歩圏内に
六甲アイランドの中心地は「アイランドセンター駅」周辺で、スーパー、病院などがある商業エリア。その周りに、学校などがある。住宅エリアは、マンションと一戸建てのエリアわけがされている |
六甲アイランドのマンションエリア。ゆったりとした配置で建物の圧迫感が感じられない |
なので、どの住宅からも街の中心地「アイランドセンター」まで歩いていけます。スーパー、飲食店、ホテル、映画館までが徒歩圏とはとても魅力的ですね。また、この街は、歩くのがとても気持ちがいいところ。駅前などは、完全に車が入れない構造になっています。事故の心配もなく、心おきなくショッピングなどが楽しめる駅前です。
盛んなコミュニティ活動
アイランドセンター駅前のリバーモール(水路広場)。住民たちの憩いの場になっている。夏には、子どもたちが水遊びで楽しむ姿も |
また、アイランドセンター駅前の広場には、人工の浅い川が流れており、住民の憩いの場となっています。「リバーモール」と呼ばれ、夏には子どもたちが水着で泳いでいます。まわりには、大人たちがベンチに座って談笑する姿も。子どもも大人もご近所さんと気軽に楽しめる施設があるのがいいですね。こういう施設が、地域コミュニティの基になるのでしょう。
この街は、ほとんどの住居が分譲のもの。自分の家、街という意識が強い人が多いのが特徴です。なので、地域コミュニティが積極的に作られ、住みやすい街を目指しているのではないでしょうか。
住人の約9%が外国人
また、六甲アイランドでは、外国人の姿が目立ちます。外資系企業「P&G」の日本本社があるため、ここで働く外国人はかなりいるよう。また、「カナディアンアカデミー」や「ノルウェー学校」などの外国人学校も街の中にあり、外国人の子ども達もたくさんみかけます。 住まいや職場、子どもの学校のすべてがこの街の中という人も。色々な国の人が、オープンカフェでお茶を飲んでいる姿を見ると、ここが日本であることを忘れそうです。この六甲アイランドの住人のうち、約9%が外国人だとか。自治会の催しも、通訳付きで行われることもあるそうです。また、子どもを英語の環境に慣れさせたいと、ここに住むことを決めた日本人もいるようです。確かに、いろんな国の人とお友達になれそうな街ですね。
最後に、気になる住宅物件相場ですが、マンションは賃貸、分譲とも物件が豊富にありました。ともに、街開きをしたころの1988年から1991年ごろに建築されたマンションが大半です。
また、賃貸物件も分譲貸しのもので、同じマンションから、賃貸、分譲物件の両方が出ている状態です。築年数が経っていますが、街が整備されているからか、あまり古さを感じさせません。ともに、近隣の阪神間の物件よりは、かなり割安のものもあります。
一戸建てや土地の物件は、見当たりませんでした。マンションと比べて、戸数が少ないため、売り物件がほとんど出ていないようです。この街で住むには、まずはマンションからといったところですね。
最寄駅 | バス/徒歩 | 価格(万円) | 間取・面積(m2) | 築年数 |
賃貸マンション | (家賃) | |||
六甲ライナー アイランドセンター | 0/5 分 | 13.0 | 3LDK 76.25 | 18年 |
六甲ライナー アイランドセンター | 0/5 分 | 15.0 | 3LDK 87.70 | 16年 |
六甲ライナー アイランド北口 | 0/3 分 | 17.0 | 3LDK 90.89 | 15年 |
分譲マンション | ||||
六甲ライナー アイランドセンター | 0/5分 | 2,380 | 3LDK 86.42 | 16年 |
六甲ライナー アイランド北口 | 0/3分 | 2,890 | 3LDK 94.89 | 16年 |
六甲ライナー アイランド北口 | 0/2分 | 3,880 | 3LDK 90.89 | 15年 |
人工島として開発された「六甲アイランド」は、洗練された街並みと便利さがかね揃ったところです。住民には外国人も多く、国際色豊かな街ともいえます。公園も多く、車の心配もせずに遊べるスペースもあるので、ファミリー世帯にはぴったりの街といえるでしょう。生活を楽しめる街の「六甲アイランド」。一度、ショッピングに出かけてみませんか? 住環境も気に入られること、うけあいですよ。
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