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二世帯住宅で暮らす/上手な二世帯同居のコツ

二世帯生活を上手に送るヒント?その1 家族が気付かない、家族の『音』(2ページ目)

お互いが快適に暮らせるためには配慮や工夫は当然必要!その中でも意外と気がつかない『音』に注目。「住んでみないと気づかない音」「音で悩まない家づくりの工夫」についてご紹介します。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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間取りプランの上下の相互関係を考慮

音の問題が起こる原因の1つに「上下階の間取りの関係が考慮されていないこと」があげられます。例えば、寝室の上には寝室、水廻りの上には水廻り、というように上下階に同じ性格の部屋を置くと、音の問題は起きにくく、お互いに気をつかうことも少なくなります。

上下の音
左/上下の関係が悪い例  右/上下の関係が良い例


ゾーニングで世帯間の動線を考慮

また、ゾーニングでも工夫ができます。両世帯で共用して使うスペースがある場合、できるだけ相手世帯を通らないように間取りを工夫しましょう。

玄関の配置
玄関が1つの場合の工夫
例えば玄関1つの場合には、玄関と階段を近づけてすぐに2階へ上がれるようにし、さらに1階世帯の寝室は玄関からできるだけ離れた位置にします。こうすれば、玄関の開け閉めの音も聞こえにくくなり、深夜の帰宅時も少しは気楽になるのではないでしようか?

水回りの配置
水回りが1つの場合の工夫
浴室や洗面室が共用の場合も、できるだけ各世帯の寝室から離れた位置に計画しましょう。また就寝後、寝室の前を行き来する足音は気になるものです。同フロアにある寝室の前を通らないよう動線にも配慮が必要となります。これで、深夜の入浴や洗面の『音』もかなり緩和されますね。


またこれらの配慮は『音』の問題緩和だけではありません!例えば、2階世帯もお友達を気兼ねなく招くことができたり、風呂上りの格好を気にすることもなくなります。このように、お互いが、気兼ねなく毎日の生活を送れるようにすることが大事なのです。共用スペースでも2つの世帯の分離を上手に実現したいものですね。



今回は間取りのヒントをご紹介しましたが、『音』問題を解消するヒントは、この他にも「床・天井・壁の材質・建物の構造」などまだまだあります。これから少しづつご紹介していきたいと思います!

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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