適度な運動はストレス解消や体調の改善にも役立つため、ぜひ続けていきたいものです。しかし、あくまでも自分の体と相談しながら、適度に行うことが大事。無理なく楽しく続けていける範囲であれば、活性酸素の害よりも運動で得られるメリットのほうが大きいのではないかと思います。
特に、体力に自信があるうちは、なにかと無理をしがちです。いままで何年も運動をしていなかったのに、いきなり10キロも走ったり、きついエアロビクスを1日に何本もはじめたとしたら、どうなるでしょう。体がついていけず、すぐに息切れしてしまいますよね。自分の体力に合わない激しいスポーツをいきなり行うのは、活性酸素によるリスクを自ら高めているようなもの。疲れないペースで行える運動を見つけ、運動量を自分でコントロールしていく必要があると思います。
また、スポーツ選手など職業の目的などで運動を行う人は別として、スポーツはあくまでも「楽しい」と思う範囲で行うのがよいのではないかと思います。好きでもない食べ物を毎日食べつづけていくことが苦痛であるように、健康のためとはいえ自分に向かないスポーツを歯を食いしばって続けていくと、ストレスといううれしくないオマケがついてしまいます。
スポーツをしながら人とコミュニケーションする楽しさ、ゲーム性を楽しんだり、表現をする喜び、また、単純に体を動かすことによる気持ちよさなど、スポーツをすることによって感じられる快感はたくさんあります。こうした快感を味わいながら、息が切れない程度に長く続けられるものを選んでいくのが、体のためにも心のためにもよいのではないかと思います。
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