ストレス/家庭・育児・嫁姑・義理づきあいのストレス

子育てママを疲れさせるあの言葉、あの常識(3ページ目)

子育ての情報は氾濫していても、自分に役立つものはほんの一握り。情報や人の意見に振り回されず、納得のいく子育てをするために大切な心がけとは?

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

あれこれ言う人は
あなたの事情を分かってますか?

母親はあれこれ言われるもの。気にするな!
母親はあれこれ言われるもの。気にするな!
地域の人や親戚、識者のような「子育て経験のある人」が、何かとアドバイスをしてくれることもあります。参考になる意見もありますが、「雑音」もたくさんあります。

たとえば、冬場にベビーカーを押していると「寒空に赤ちゃんを連れ回して……」、逆に夏には「炎天下で赤ちゃんがかわいそう」と言われます。また、子どもに感情的に怒っていると、「ママはイライラしないで」と注意されたりします。たしかに参考になる意見もありますが、そもそもこうした発言は、相手の事情や状況を理解した上で言っているのか、という点が問題です。

子どもを預かってくれる人がいなければ、季節に関係なく連れ回さなければならないこともあります。自分のストレスが癒されていないと、子どもをつい感情的に怒ってしまうことだってあります。理想どおりの子育てなんて、誰もできないはずです。

こうした事情を踏まえて意見しているのか、それとも瞬間だけを捉えて無責任に意見しているのか、よく見極めながら話を聞くようにすると、参考にできるのか単なる「雑音」なのかを判断できます。


「正解」を求めたがるのはなぜ?

正解を求めるうちに、迷子にならないで!
正解を求めるうちに、迷子にならないで!
子育て回りの情報ほど、錯綜するものはありません。なぜなら、そもそも子育てには全員に当てはまる「正解」などないからです。予防接種ひとつとったところで、昔と今、日本と海外とでは考え方がまったく違います。

「正解」を求めて奔走する母親の気持ちは、切実です。でも、よく考えてみましょう。正解が欲しいのは、「誰かに決めてほしいから」ではありませんか?

誰かに決めてもらえるのは、確かに楽です。でも、それは果たして「自分らしい子育て」でしょうか。現代人は一歩外に出ると、あらゆるマニュアルに従って生きなければならない生き物です。子育てくらいはマニュアル的にならず、自分で選んで自分で決めることに、積極的になってもいいのではないでしょうか?



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