季節の変わり目は、カサカサ、ボツボツなどの肌トラブルが気になりますよね。今回はアジアンコスメの第一人者でもあり、中医学博士の楊さちこさんに、春のオススメお手入れ法や、自宅で簡単に作れる美肌レシピを伺ってみました!

アジアコスメブームの仕掛け人!

プロフィール
楊さちこさん。取材の日ももちろん、いつもと変わらずすっぴんツルツル素肌!
アジアンコスメをご愛用の方はすでにご存じのことかと思いますが、香港でコンセプトショップを手がけたり、健康食品や漢方関連のお店をプロデュースしたりと、美に関するトータルプロデュースを手がける、香港の美容界でカリスマ的な存在である楊さちこさん。

同時に、中国・南京中医大学の教授や、同大学付属東方美学研究所の院長として教鞭をふるったりと、日々多忙のスケジュールをこなしています。お住まいである香港と、東京や南京、北京と行ったり来たりの生活の合間に取材させていただき、ガイドのわたしとしても、大変有意義な時間を過ごすことができて光栄でした!

わたしが楊さんにお会いしたのは今回で2回目なのですが、いつも思うのが素顔の美しさ! 脱ファンデーションのすっぴんツルツル素肌で、その上歯切れのよい関西弁とが合わさると、「内面からのきれい」ってこういうものなのね! と誰もが納得するはずです。

「内へのキレイ」はもちろん食材から!

「楊さちこの漢方美肌生活」
「楊さちこの漢方美肌生活」。さまざまな肌トラブル別のパックや養生法が盛りだくさん!
まずは「内へのキレイ」の代表的なもので、春に摂りたい食材をお聞きしました。「肌の美しさはからだの内と外からつくられる!」と楊さんがおっしゃるように、肌と身体の中身は表裏一体。便秘がちの人にニキビが多いように、内臓のコンディションの良し悪しは肌にも大きな影響を与えます。

■春におすすめの食材
菜の花などの青いお野菜、セロリ、あさり、菊花、薄荷(ミント)、竜眼肉、クコ、朝鮮人参、木耳など


なおこれらには、ある共通点があります。中医学では季節によって起こりやすいトラブルや特長を、5つのエレメントにわけることがあるのですが、春は「肝」という肝臓に似た機能が弱まりやすいとされます。ご紹介した食材は、この「肝」に作用するものでもあるのですね。

■春に起こりやすいトラブル
シミ、たるみ、にきび、目の充血、疲れ目、精神状態の不安定、爪の輝きがない、割れやすいなど


「肝」が弱いと、このようなトラブルも起こりやすくなるといわれています。ぜひおすすめ食材を参考に、「内へのキレイ」を目指してくださいね!


では次のページで「外もキレイ」のための、美肌レシピを2種類ご紹介します。