独自の切り口でヒット商品を生み出そう!

独自の切り口でセグメンテーションを行えば、ヒットの確率は高まる!

独自の切り口でセグメンテーションを行えば、ヒットの確率は高まる!

実際に自社独自の条件でセグメンテーションを行って、これまでに注目されてこなかった市場に照準を当てれば、ヒット商品が生まれる確率も高くなります。それでは、ここでその事例を紹介しましょう。

アサヒ飲料のワンダモーニングショット。この商品は缶コーヒー市場を朝、昼、夕方、夜という時間軸でセグメンテーションを行った結果生まれた商品です。通常缶コーヒーでセグメンテーションを行う場合、年齢やコーヒーを飲む頻度などで市場を細分化していきますが、アサヒ飲料はこの条件に時間軸を加えたのです。

缶コーヒーはランチの後や夕方仕事で一息つきたい時に飲むと思われがちですが、市場調査を行った結果、アサヒ飲料は意外にも若者の間で缶コーヒーを朝飲む習慣があることを発見。そこで、ライバル企業が存在せず意外に大きな「朝」という絞り込まれた市場に参入することにより、始業前に気分をすっきりさせたい若手ビジネスパーソンの心を捉え、大ヒットを記録したのです。

このようにマーケティングでは市場を同じ趣味や嗜好、考え方を持つ小さなマーケットに細分化して、顧客がどのような必要性や欲求を持っているのかを詳細に認識することで、ヒット商品を生み出す可能性を高めることができます。特に業界で一般的に採用されている基準ではなく、自社独自の切り口でセグメンテーションを行って差別化された商品やサービスを市場に投入することはマーケティング戦略を成功させるための重要な鍵を握るといっても過言ではないでしょう。

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