『マーケティング』とは何か?

不況でも自社商品やサービスを優先的に購入してもらう仕組をつくるのがマーケティングである
グローバルレベルでの競争が激化し、「モノが売れない」と嘆く企業は多くなりました。ただ、モノが売れなくなったのは本当に外部環境だけのせいなのでしょうか?

周囲を見渡せば確かに売上を上げることに苦しむ企業が多く存在する一方、同じ環境下で順調に業績を上げている企業も存在します。確かに長引いたデフレ経済の影響でサラリーマンの平均所得は下がり続け、消費の全体的な量が小さくなってきたことは事実です。マクロ経済的に見ると売上は縮小均衡といえますが、消費が全くなくなることはありえません。

給料が減り続ける時代には生活者の消費にかける予算が少なくなるので、無駄な買い物をしないように購入対象の商品やサービスに優先順位をつけ、予算の範囲内で優先順位の上位にあるものから購入していくことになります。ここで、好景気の時には買っていたかもしれないものでも、購入の基準が上がっているだけに優先順位次第では「今は我慢」ということで購入に繋がらないという事態に陥ります。そこで給料が減り続けることが予測される時には購入対象から多くの商品やサービスが外れた結果、一部の製品は売れないということになるのです。

それでは、自社の商品やサービスを優先的に購入してもらうにはどうすればいいのか? その重要な鍵を握るのが「マーケティング」ということになります。