プレゼンテーション/効果的なプレゼンテーション

プレゼンで好印象を与える振る舞い(2ページ目)

「なんとなく、あの人の話し方は好感が持てる」そういう人になりたくはないですか? そんな状況を実現するためのステップをお伝えいたします。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

STEP1:キーワード探し

あなたがプレゼンする相手の年齢層や役職、職種や業種、そしてあなた自身が元来持っているパーソナリティや立ち位置によって、与えたい印象は決まってくるはずです。

まずはぼんやりと「こんな感じの雰囲気かな」と出したい印象をイメージしてみたら、それをキーワードに変えてみてください。キーワードは5~6個くらいがいいでしょう。

キーワードを見つけるとき、「あなたが与えたい印象を、いくつかのキーワードで表現するとしたら、それはどんなキーワードでしょうか?」と考えるといいでしょう。

たとえば私の場合、研修講師という仕事柄、経験豊富そうな印象が重要になってきます。受講者の方が「この先生にまかせたら大丈夫だろう」と信頼してくれる感じです。実際に自分の専門領域においてはかなり経験豊富なつもりですが、それが印象として伝わるかどうかは別の問題。だからしっかりと印象のコントロールはしてあげないといけません。

だから私は自分の与えたい印象を「成熟していて、落ち着きがある。物腰は柔らかく、ソフト。飄々として、なんとなく器が大きそう」という形で持っています。実際はもっと細かくセットしているのですが、まずはこれくらいのザックリ度合いで考えてみるのがよいでしょう。

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